第199話 屋敷での会議
オローンの妻と息子が殺された翌日、コツラハに入城した俺は、屋敷の会議室に入っていた。
そこには、キエンを始めとする面々が揃っている。
末席には、威勢のいいねーちゃんが座っていた。
ティグリス・ハモンだ。
幕下に参じるとも参じないとも言ってきていないが、クズとも思えないので、呼んでこの場に座らせた。
立て襟の付いた服をきっちりと着込み、長い髪を頭の後ろで纏めて、垂らしている。
年の頃は、三十歳くらいだろうか。
どうも、ハモン家には男の跡取りがまったく産まれず、養子を貰おうかなぁ……という話にもなったらしいのだが、ティグリスが「いや私が騎士院に行って跡を継ぎます」と断言したために、女だてらに領主となったらしい。
藩爵というのは、下に幾つもの騎士家を抱える大家で、領都から離れた地方に行くにつれ、辺境伯のような性質を帯びることになる。
統治という行為にとって距離というのは重要な要素で、やはり遠くなるにつれ抑えが効かなくなる。
地方に独立した小領がバラバラにあると、目が届かず、なにをやってるか分かりゃしない。
そこまでキッチリと抑えを効かせるためには、緻密な官僚機構が必要になるが、政治に疎い騎士家にそんなものはない。
なので、信用できる者を地方領主にして、大領域を任せてしまおう。というのが、往年の手っ取り早い統治手法だったわけだ。
女だてらに騎士というのはなくもないが、それが藩爵というのは珍しい。
就任する過程で周囲が横槍を入れてくるし、婿になって藩爵になりたいという輩は大抵の場合星の数ほども居るからだ。
騎士号を貰っていれば立派な騎士なので、悪いことはなんにもないが、やっぱり女権国家において騎士というのは男の圏域なので、就任するにも維持をするにも相当な努力が必要だったろう。
経歴は良く知らんが、流血もなく降伏させたということは、それなりに人望がある証左なので、一定の能力と実績があるものと思われる。
戦意の程度にもよるが、ティグリスのほうが不人気者で、ボフ家のほうが人望厚かったら、無血で開城させるなどということは、どだい無理なことだ。
必ずどこかで衝突が起きるし、それは子どもの殴り合いの喧嘩ではなく、人を殺傷する武器を持った兵同士の衝突なのだから、人死にが出る。
「ボフ家領の攻略に、二週間もかかってしまったな。残りはノザ家だ」
俺は言った。
二週間。そろそろ次の便が来る頃だ。
俺はアルビオ共和国の情報を首を長くして待っているが、今度は十四日では無理なのか、続報はまだ来ていない。
「ユーリ殿の考えは?」
キエン・ルベが尋ねてきた。
リャオは、この場に居なかった。ノザ家の北方の抑えを任されているらしい。
「ボフ家は、オローン・ボフ不在の状態だったから、各都市に通達を出す暇もなく攻め入ることができたが、ノザ家はそうもいかないだろうな。キエン殿の領境には兵が集まっているんだろ?」
「うむ。鷲で調べてみたところ、三千名ほど籠もっているらしい。領境には都市という都市はないのだが」
ノザ家とルベ家の領境付近は、凍てついたフィヨルドに村々が点在しているだけのような土地で、村々を巡る道は一応あるらしいが、都市らしい都市が形成されるほどの肥沃さはない。
まあ、防衛上必要なら砦でも作っておけばいいのだが、それはそれで維持に金がかかるので、戦争もないなら無駄ということで、造らなかったのだろう。
そもそも将家と将家は仮想敵というわけではない。
「領境に一番近い村の住民を退避させて、
「ディミトリ、こちらの領境の様子を話してくれ」
領境付近は、ディミトリが領主を務めるダズ家の封土となっている。
「南側にも、そういった応急築城的な動きはありますが、大して兵は配備されていません。五百名がせいぜいといったところです。南に関してはオレガノまで引くつもりなのでしょう」
オレガノから領境までは、結構距離があるのだが、その間にはロクな町がない。
非情なことを言うようだが、見捨てるのは正解かもしれない。
そういえば、リリー先輩の実家はオレガノから少し北に行った場所にあるんだった。
預家なので、父親が出兵することはないが、保護してやらないといけないな。
「山脈を通り抜ける道は、ユタン峠だったか。あれが一番太いそうだが、守るに易い地形だから難しいようだな」
ユタン峠は、ノザ家の領都オレガノとシビャクとを結ぶ交易路の要所で、山脈の起伏の都合で北のほうに逸れるのだが、他の峠と比べれば整備されているらしい。
ただ、狭くて防衛する側に有利な地形になっている。
ここから攻めるとなると、戦うのも難しいが、補給線の問題も出てくる。
補給線は長さだけがその制約になるわけではなく、途中の険しさも当然影響してくるからだ。
狭く、急峻な山道というのは、補給が難儀する環境の最たるものだ。
仮に峠を突破できたところで、その向こうで大軍団が活動をするには、糧食その他の補給を続けなければならない。
もちろん、補給段列が険しい峠道を延々と行ったり来たりすることで、補給を支えることになる。
馬車がすれ違える道幅さえあるかどうか疑わしいような道をだ。
峠越えで有名などこかの雷光さんのように、峠の向こうで略奪をすることで糧食を補給できるならいいが、そんなことはできるはずもない。
そもそも、ノザ家の領地は枯れた土地なので、仮に略奪をしても補えるかどうかわからない。
それでも戦略的に有利なら行うわけだが、別にノザ家領は入り口が全部山脈に塞がれているわけではなく、北と南は普通にガバガバに空いているわけだから、わざわざ峠を越すのはどうなのだろう、となる。
少なくとも、俺はちょっと気が進まなかった。
「警戒されているなら、わざわざ峠を使う必要もないでしょう。どのみち、南北で挟めばノザは一巻の終わりです。問題は倒し方なのですから」
「王都陥落からこっちの死傷者数は、三百ほどだったな」
「そうです。戦闘になった街が二つありましたので」
「ノザ家には八千名の兵がいて、今度はガッチリ臨戦態勢を取っている。面倒だな」
ディミトリの言うように、確かにあらゆる戦局で敵を圧倒できるだろう。
だけれども、こちらも千か二千の兵は失ってしまう。
「まずは、降伏を勧めてみましょう」
ディミトリが、俺が言おうとしていた事を言った。
「儂もそれは考えていた。
キエンが言うボラフラ・ノザへの人物評は厳しいが、昔何かあったのだろうか……。
「ですな。前回の十字軍の時など、兵をまったく動かさぬ有り様で」
ディミトリが同意した。
「陣地を交換しておいて正解よ。ノザがティレルメの正面におったから、危険を侵してでも交代させたのだ。あのまま置いていたら、抜かれておったろうよ」
十字軍でも色々あったらしい。
「それじゃ、とりあえず会談を申し込む方向でいこう。それだけなら
「うむ。会談場所はユタン峠がよかろうが……警戒させてもまずい。彼奴は本当に小心者ゆえな。向こうに決めさせればユタン峠と言ってくるはずだ」
それはどうなんだろう。
キエンは大柄ながら鷲に乗れるが、ボラフラ・ノザが乗れるかどうかは分からない。
鷲に乗れないのなら、ノザ家と他領の山の領境線は全て稜線沿いということになっているので、会談場所に辿り着くまでが大変だ。
たとえ天騎士の称号を持っていたとしても、本当に乗れるとは限らない。
鷲での飛行というのは、どうしても死の危険が伴うわけで、経験に長いブランクがある人の中には、昔は乗ってたけどもう乗るのはやめたから……というのが大勢いる。
「では、そういうことで……どうせだから、いま
「構わぬよ」
「それじゃ、ティレト、屋敷の中に詳しそうな女中さんか誰か呼んできてくれ」
部屋の隅で立っているティレトに言うと、
「私はお前の召使いではないぞ……」
と不満げに言いながら、部屋を出ていった。
女中を呼びに行ったのだろう。
文句を言いながらも命令には従うんだよな。
「あれは王剣ですか?」
ディミトリが言った。
「ああ。一応、連れてきていた。破壊工作に使うかも知れないからな」
「なるほど」
ガチャリと扉が空き、年老いた女中が現れた。
早い。
「連れてきたぞ」
部屋のすぐ外にいたのだろう。
年老いた女中は、どうも怯えているようで、誰とも目を合わせぬように俯いていた。
「なんの御用でしょうか……」
「すみません。申し訳ないのですが、便箋と封筒を一つ、持ってきては頂けないでしょうか。書き物と封蝋の準備も」
「あ、あの……我が家の印章入りのものになってしまいますが……」
「ええ、どれでも構いません」
俺は女中の緊張を和らげるため、ニッコリと微笑んだ。
「し、失礼します……」
女中は、そう言って部屋を後にした。
「ずいぶんと丁寧に頼むのだな。私には横柄な口を利くくせに」
ティレトは不服らしい。
「すまないな、心の中では常に敬っているんだが、口に出すと違う言葉になってしまうんだ。心の中では敬語なので、気にしないでくれ」
「お前なあ……」
ティレトが呆れたように言った。
「ブフッ」
誰か吹き出した。
「ハッハッハ――いや、失礼」
笑ったのはキエンだった。
さっきの冗談がツボにハマったのか。
そこで、部屋の扉がガチャリと開いた。
「お持ちしました……」
老女中が、一式が乗ったお盆を机の上に置いた。
「ありがとうございます」
「いえ……それでは」
頭を下げて、部屋を退出していった。
「さ、書くか」
*****
会談申出書
ノザ家の処遇を含め、一度話し合いの場を設けたく、ここに会談を申し込む。
1:会談場所
ノザ家にて指定すること。ただし場所は貴領領域内ではなく、領境にあたる地域のどこかを指定すること。
こちらが小勢にて領域内に深く侵入せねばならない場所等、危険が及びうる場所での開催は受け容れられない。
また峻険な山岳の頂上などではなく、常識的な場所を指定すること。
2:返答期限
当方十字軍に対抗するため準備を急いでいる状態ゆえ、四月内にはホウ家に鷲を差し向け、返答を寄越すこと。
書文の伝達の時間を考慮し、五月三日までに返答が届かなかった場合は、この書文を宣戦布告状に代え、侵攻を開始するものとする。
返答が届いた場合は、開戦は延期する。
3:会談時期
ノザ家にて指定すること。四月二十五日から五月七日までの間を指定するように。
当方十字軍に対抗するための準備を急いでいる状態ゆえ、指定した期間の延長などには応じられない。
いちいち期限が短いことに関しては、失敬かとは存ずるがご理解いただきたい。
4:魔女家所有の念書とノザ家の処遇について
当方、魔女家所有の密約として念書を所有しており、貴家と魔女家との密約は存在したものとし、ノザ家の天爵座としての存続についてはこれを認めず、廃止するものと考えている。
ただし、降伏するのであればボラフラ・ノザを頭とするノザ家に罪を問うつもりはない。
あくまで天爵位の剥奪と封土の返還を求めるものである。
我々は、侵攻によってかかる人命の損失、費用の消費、そして何より時間の浪費を惜しむものである。
なぜ惜しむのか。貴家が降伏するならば、喪われるはずのそれらは全て、十字軍に差し向けることができるからである。
迅速な解決が行われ、武装解除と領の引き渡しが済むのであれば、罪の赦免に加えて、相応の礼と処遇を貴家に与えたい。
以上
連座署名
ユーリ・ホウ
*****
ようやく書き終わった。
「こんなものでいいか」
キエンの方に紙をやる。
キエンは内容を熟読し、読み終わるとサインをし、返してきた。
「流石であるな。騎士院で近年稀に見る秀才と呼ばれていたのも頷ける」
「ティグリス。あんたもどうだ」
俺が口を向けると、ティグリスがこちらを見た。
「私は……」
「別に、ボフ家の代表になれってんじゃない。まあ、あんたの署名があったら多少ハクが付くって程度のことだ。一応読んでみろ。気に入らなかったら署名しなくていい」
「……わかりました」
席が余った長机で、一人離れた末席に座っていたティグリスは、書面を受け取りに俺のところまで来た。
ティレトは彼女を信用していないのか、壁際から俺の傍らまで来て、妙な動きをしたら即座に斬るといった構えを見せた。
俺も信用はしていないが、エイノラを殺った抜刀であれば、俺が短刀を抜いて防ぐほうが早い。
ティグリスは、何事もなく受け取ると、末席に戻って書面を読み始めた。
「それで、誰がそんなことを?」
俺は話を戻して、キエンのほうを向いて言った。
「儂の従兄弟が騎士院の院長をしておってな」
「ああ……ラベロ・ルベか。あまり話したことはないんだが」
従兄弟だったのか。
「免除された単位は歴史上最多だったそうだな」
「そうだったのか。知らなかった」
いやまじで。
最多だったのか。
「それでは、入学早々暇を持て余すことになったろう」
「ホウ社を作れたのは、その暇のおかげだ。免除の仕組みがなかったら、どうなっていたかな」
普通に忙しかったら、普通にホウ社を作ろうなんて思わなかったかもしれない。
そしたら、船も持っていないし、天測航法もなければ、新大陸もなく、火炎瓶もなく、印刷技術もなかった。
「あれは、ホウ家とは別にやっていたというのは本当かね」
「いや、商売が大きくなるにつれ、魔女の妨害が激しくなってきてな。結局、ホウ家の傘の下のようなことになってしまった。それまでは親の手を借りずやってきたのに、不本意だったよ」
悔しかったな。
税金は払うのだし、警備の費用も出すのだから、フェアーなのだと心の中で言い訳しつつも、やっぱり親に頼ることになったのは嫌だった。
「ふうむ……金を親に頼らぬだけでも、凄いことのように思えるが」
「まあ、おかげで
キエンと雑談をしているうちに、ティグリスが席を立って、こちらにやってきた。
机の上に紙を置くと、羽ペンを取り、キエンの名の下にサインをした。
「書きました」
ついっ、と紙が押される。
「ありがとう」
俺はそれを三つ折りにして、ボフ家の
お盆の上には、倒れないよう土台が重くなった燭台もあり、そこには蝋燭が灯っている。
蝋燭の蝋と封蝋は作り方が違うので、代用することはできない。
一度蝋燭を傾けて、上に溜まっている蝋を壺に棄てると、封蝋の棒を火に近づけて、炙って封筒に垂らした。
ギュ、っとスタンプを押す。
ボフ家の紋章がついた封筒ができた。
「ユーリ閣下、私が急使に渡しておきます」
ディミトリが言った。
「ああ。頼んだ」
パタパタと軽く封筒を振って、少し封蝋を固めてから渡した。
「それでは、儂も兵を北に動かすとするか」
「ルベ家のほうで、程度の良い部隊を一つ、ここに置いてってくれないか。住民避難上、コツラハが手中にあったほうがやりやすいだろう」
コツラハはルベ家と王都を結ぶ大街道を塞ぐように存在していて、ずっと関税を取ってきた都市だ。
内部の宿場などを管理すれば、避難もやりやすくなる。
ホウ家が支配していたら、連絡がやりにくくなるし、どうせなら身内が治めていたほうがやりやすいはずだ。
「それは助かるが、よろしいのか?」
信頼してくれていいのか? ということだろう。
「構わない。ホウ家のほうも、兵が余っているわけではない。王都の治安も担当して、第二軍の調練にも兵を割いている。むしろ助かる」
「それでは、お言葉に甘えるとしよう」
「戦後、ルベ家に与えるという意味ではないからな」
「ハハ、分かっておる」
キエンは、笑いながらそう言って、部屋から出ていった。
*****
「ユーリ殿」
会議が解散したあと、俺はティグリスに声をかけられた。
ディミトリも急使を立てるため行ってしまい、他の者も去り、残ったのはティレトだけだった。
「なんだ?」
「一つ聞いておきたいことがあるのです。昨日、コツラハを一週間で陥とすと言っていましたが。あれは、どうやるつもりだったのですか」
なんだ、そのことか。
「うーん……」
どうしようか。
「こちらを騙すための嘘だったのですか?」
「いや、一週間で陥とす自信はあった。ただ、話していいものか迷ってな」
「成る程。私は未だ槍を預けてはいない身。無理からぬことです」
「いや、話す。今となっては話してしまっても構わぬことだからな」
十字軍の後のことなんて考える必要はないし、あと数年もすれば他の方法も実現可能になる。
「ならば、教えてください」
「この都市は、城門ばかり立派だが、壁がいささか薄すぎる」
「壁を壊すつもりだったのですか?」
ティグリスは眉を寄せた。
コツラハの市壁は、丘や盛り土を城に仕立てたような形ではなく、ただ平坦な土地にある都市を壁で囲っただけのものだ。
言って見れば柵の延長であり、これは最も弱い形の壁となる。
例えば、盛り土の横に石垣のような形で壁があったのなら、これは大砲を幾ら撃っても、中に土が詰まっているのだから壊れないだろう。
まあ、よっぽどしつこく砲撃を加えられれば、急峻に仕立ててあった壁が崩れて、スロープ状になってしまったりして、結局破られたのと同じような形になってしまうかもしれないが、なくなりはしない。
コツラハの市壁はそれとは違い、単なる柵で、厚みも薄い。
城壁や要塞壁ではなく、都市を囲む市壁なのだから仕方がないのだが、弱いことには違いない。
山賊や夜盗のような輩の侵入を防ぐには十分すぎるほどの代物なわけで、それ以上は役目が違うとも言える。
「北側に修復していない箇所があっただろう。低い位置で石が抜けていたぞ」
「……それが?」
「そこに穴を掘って、城壁内部に細い穴を開ける。穴全体に火薬を詰めて、その上に更に爆破装置を取り付け、爆破する。実際やってみなきゃ分からないが、たぶんそれで城壁は崩れただろう。あとは軍勢をなだれ込ませて終わりだ」
「それで城壁が崩れるとして、どうやって設置するつもりだったのですか」
「俺は数日、壁の上を観察していた。城門ばかり警戒していたが、城壁のほうの警備はお粗末だったな。真夜中に壁の下で何をやってるかなんて、見張りの兵に分かるのか?」
「……なるほど」
納得したようだ。
「言っておくが、もし機会があっても壁を修復しようなんて思うなよ。あれは時代遅れの代物だ。これから何の役にも立たなくなる。金の無駄だ」
「……はい」
「お前の処分はノザ家が片付いてから決めよう。それまでは、自領に戻って兵を練っておくといい」
「そうさせて頂きます」
いくら評判がよくても、主君殺しの騎士だからな。
いつかボフ家の軍を任せるにしても、しばらく時間を置いたほうがいい。
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