第10話: ある~日、森のな~か~




 ――たぶん、心の何処かでは『何時か現実に戻るのでは?』と考えていたのかもしれない。



 そう、白坊が思ったのは、『はたけ』が空っぽになった翌日。


 日課である『ミニらっきー地蔵』に祈ると、『謎の種』が出現した。とりあえず、『はたけ』に植えて水を撒いたわけだが……それだけだ。


 それ以上は何をする気にもなれず、ぼんやりと寝床に横たわって天井を見上げていた……そんな時であった。


 時刻は……おそらく、10時頃。


 町の方へ行く気力は無い。かといって、他の事も同様。時折、揺れる囲炉裏の炎を見やりながら……何度目かとなる寝返りを打つ。



 ……覚悟というか、受け入れたつもりではあった。



 季節が冬を過ぎ、春へと近づいた時点で、戻れないと考えていた。何故なら、『剣王立志伝』の最終イベントが冬で、春へと移った時点でエンディングを迎えるからだ。


 戻る手段は無い。というか、有るのかすら分からない。


 可能性としては『剣王立志伝』に近い異世界と推測出来ても、確証など得られるわけもない。そもそも、どうして己がこの世界に来ているのかすら、分かっていない。


 だから、受け入れた。もう、この世界で生きていくしかないのだと。



 ……白坊が山を下りた理由の一つが、それだ。



 もちろん、ボス敵の存在に恐れ戦いたのも大きな理由だ。しかし、それだけではない。


 この世界で生きていくと決めた以上、何時までも独りで引き籠って生きられるわけがない。


 生命を維持出来るから。食料に困らないから、ずっと独りで生きられる……そんなわけがない。


 人は、1人では生きられない生き物なのだ。肉体が満たされても、精神が孤独に蝕まれてゆく。どちらが欠けても、人は弱っていってしまう。


 始めから存在していなかったのであれば、まだ良かったのかもしれない。


 けれども、白坊は知っている。いわゆる陰キャと呼ばれる部類の人間ではあるが、それでも、一時とはいえ心が満たされた瞬間というものを知っている。


 だからこそ、寂しくなる。


 心の何処かで……頭では分かったフリをしていたけれども、白坊は……何時か、元の世界に戻るのだろうと思っていた……思っていた事を、知った。



 ――故に、ショックであった。ゲーム終了後となっても、己はこの世界に居る。つまり、戻れないのだと。



 直接言われたわけではないし、あくまでそう思っているだけ。


 でも、改めて突き付けられたような気がした。


 受け入れていたつもりでしかなかったのだと、理解させられた。



(……故郷へ二度と戻れない人って、こんな気持ちなんだな)



 未練なのかもしれない。あるいは、哀愁というやつなのかもしれない。どちらにせよ、今の白坊にとってはどうにもならない事である。



(成るように、成るしかない……か)



 どう足掻いても、今のこの世界で生きるしかないのだと……白坊はこの時、改めて覚悟を固めたのであった。



……。


……。


 …………で、そうやって心の折り合いを付けて、気持ちを改めたわけなのだが。



(……何をしたらいいんだ?)



 囲炉裏の前にて居住まいを正し、さて、と考え始めたあたりで……とりあえず、何をすれば良いのか分からず途方に暮れていた。


 その日の金を得る為に仕事に出て、食料を買い、家で休んで体調その他諸々を整え明日に備える。


 生きる為に必要となる行動のうち、一番金が掛かる生命維持に関しては現状、『じたく』を有する白坊はほぼ解決出来ている。


 『箪笥』より得られる米と味噌で、ひとまず食料は確保出来て、風呂で衛生面を保てるだけでなく、体調を各段に良い状態で維持出来るからだ。


 怖いのは各種ビタミンの中でも、ビタミンB1の長期欠乏によって発症する脚気(かっけ:重症化すると心不全等を引き起こす)だが、これは解決方法さえ分かればすぐに治せる。


 というのも、江戸時代において脚気は通称『江戸患えどわずらい』と呼ばれる不治の病として怖れられていたが、その原因は食糧事情にある。


 当時、江戸の庶民の食事内容は白米・漬物・味噌汁という『一汁いちじゅう』と、おかずが一品の『一菜いっさい』が基本であった。


 現代人の感覚からすれば、質素でカロリー計算されている献立を想像しがちだが、実際は大きく違う。


 おかずは旬の物、あるいは長期保存出来る物しか使えず、その量もそれほど多くは無い。しかも、朝昼晩と、同じおかずだ。味噌汁だって具は豆腐が基本で、時期によっては具無しである。


 じゃあ、何を食うのか……答えは一つ、おかずが少ない分、白米をとにかく食うのである。


 当然、白米だけでは生命維持に必要な栄養素を完全には補えない。


 現代であればビタミン剤や豚肉、ナッツやほうれん草等を食べれば治せる病気なのでそこまで恐れる病気ではないが、この時代では違う。


 江戸時代でも食肉は行われていたが、その扱いは御馳走あるいは薬膳としての認識が強く、また、人によっては不浄のモノとして遠ざけられていたのだ。


 しかも、ビタミンB1は糖質の代謝……すなわち、白米の消化吸収にて使用される。只でさえ不足しがちな栄養素なのに、更に不足を加速させていたわけである。


 つまり、庶民からすれば脚気を治そうと頑張って白米を食べて体力を付けようとすればするほど、病状を悪化させてしまうわけである。


 しかし、言い換えれば、対処法さえ分かれば恐れる必要のない病気でもある。だって、ビタミンB1さえ取れれば発症しないのだ。


 事実、当時の平均寿命が40歳弱であったのに対し、長寿であった徳川家康は75歳まで生きたとされるが、その長寿の秘訣はビタミンB群が豊富な麦飯を愛したからとされている。


 なので、白坊が現時点で恐れなければならないのは、『じたく』でも対処の方法がない……風邪もそうだが、コレラや性病だろう。


 刀での切り合いはこちらか領分を犯さなければ大丈夫だろうが、病に関してはどうしようもない。ぶっちゃけ、罹ってしまったら死を覚悟しなければ……と、話を戻そう。



 ――とりあえず、現状での白坊の悩みや、選択肢が多過ぎてどれから手を出せば良いのかが分からない……である。



 こういう場合は知り合いにでも相談出来ればよいのだが、『稀人』である白坊にとって、そのような知り合いはいない。


 飯屋のミエは、自身もそうだが姉の嫁入り関係の影響から、今はもう男である己が気軽に会いに行ける立場ではない。ていうか、あの両親が嫌な顔をするだろう。


 ならばと、少しばかり気を許してくれているっぽい佐野助……は、止めておこう。相手は侍だし、公職に就いているので忙しいはずだ。


 いくら何でも、何をしたら良いのか分からないよ……なんて削談したら、切られこそしないが拳骨の一つは飛んできそうだ。


 どちらも、町中でばったり出会って、ちょいと茶を飲む間……ぐらいなら大丈夫だろうが……まあ、そんな偶然に期待するだけ時間の無駄というやつだ。



「……そうだな、肉が食いたい」



 じゃあ、どうすれば……改めて考えていた白坊だが、ふと、脳裏を過ったのは……先ほどサラッと思考の中を通り過ぎて行った、『脚気』であった。


 脚気に効果的な食材には、赤身肉も含まれている。思い返せば、最後に肉を食べたのは何時だったか……そろそろ、動物性タンパク質を味わいたいなと白坊は思った。


 とはいえ、だ。同時に、白坊は……どうしたものかと軽く頭を掻いた。


 この時代、肉は食おうと思って食べられるモノではない。町に言っても、保存が利かないので扱っている場所は少ない。


 おそらく、有ったとしても塩漬けにして乾燥させた干し肉ぐらいだろう。場合によっては鶏などを捌いて売る店もあるだろうが……おそらく、相当に高いと思われる。



 ……。


 ……。


 …………久しぶりに、狩りをするか。



 こんな場所で罠を設置したところで、捕まるのはせいぜいネズミぐらいだ。食いたければ、自分の手で捕らえるほか無い。


 そう判断した白坊は、葛籠の中に納めっぱなしの刀を取り出した。素振りも最近していなかったせいか、少しばかり懐かしさすら感じる。


 危険な事は避けたいが、たまには身体を動かさなければ勘も鈍ってしまうというものだ。


 余計な事を考えるのは、それだけ暇を持て余しているのも理由の一つだろうし……さて、だ。



(『つのトカゲ』の事もあるし、慎重に……だな)



 行く場所は、己が住んでいた山ではなく、町からほど近い方面にある山。位置で見れば北の山で、これから向かうのは西の山といった感じか。


 まあ、山といっても日本なんて何処も彼処も山だらけだ。


 平地なんて少ない方で、傾斜が非常になだらかな場所を平地と呼んでいるに過ぎない。それは、現代とて変わらない。


 なので、山に入ろうと思えば何処からでも入れる。


 それこそ、人の往来で出来た街道(整備もされているのだろう)からあえて横に向かうだけで、勝手に山へと入って行けるのだ。


 当然、街道から外れれば、そこは獣たちのテリトリー。人の臭いがちらほら残る街道とは違い、手の入っていない山道は人間にとってはアウェーである。


 しかし、そこに入らねば糧は得られない。獣たちだって、生きるのに必死である。


 わざわざ食われる為に人のテリトリーに入りはしないし、腹が立ったから襲い掛かるなんてことはしない。最初は逃げる、それが野生の鉄則なのである。


 故に……一通りの準備を終えた白坊は、刀を片手に……西の山へと向かうのであった。






 ――で、数時間後。



 狩りを終えた白坊は、息も絶え絶えに『じたく』へと戻った。


 その理由は久しぶりの狩りに体力を消耗したのもそうだが、何よりも……その背に圧し掛かっていた、獲物の亡骸のせいであった。


 獲物の名は、『赤毛熊あかげぐま』。立志伝3にて登場する、雑魚敵キャラの一体である。


 その名の通り、赤毛熊は赤い体毛が特徴の熊である。


 攻略本に記載されているデータでは、『派手な毛並みが人気、食べても美味しいらしいぞ!?』と紹介されており、可愛らしい絵柄の熊であったが……実物は、違っていた。


 何が違うって、リアル熊である。毛の色は確かに澄んだ赤色をしているが、顔立ちは完全に熊だ。それも、厳つい感じの強そうな熊。


 おまけに全長も白坊の背丈並みに大きく、立ち上がったその姿は実に威圧的。体重も、白坊の倍以上はありそうな巨体であった。


 正直、山中にて対面した時はガチでビビった。思わず、ひゅおっと変な声が出たぐらいにビビった。


 おそらく、『赤毛熊』もビビったのだろう。


 そして、ビビったあまり……吠えたかと思えば、いきなり突撃してきた。有無を言わさない、強制戦闘の始まりであった。


 ぶっちゃけ、死を覚悟した。


 半ばパニックに陥っていたとはいえ、プレイヤーとしての恩恵のおかげか、身体は思いのほか言う事を聞いてくれた。


 幸いにも、決着は一瞬であった。


 足を滑らせて体勢を崩したその首を、一刀両断。普通の刀なら太い首の骨に当たって折れたり欠けたりするだろうが、そこは隠し武器。


 さすがは、『不変の刀』なのだろう。


 折れず曲がらず、常に最良の切れ味を維持するのは伊達ではなく、体重を上手く乗せれば鉈のような威力を出せるおかげであった。


 ……その後。


 持って来た縄で四苦八苦しながらも何とか逆さ吊りにして血抜きを行い、自分よりも一回りも二回りも巨体の亡骸を背負い、えっちらおっちら……下山したわけである。


 ……。


 ……。


 …………ちなみに、だ。


 『赤毛熊』は序盤に登場する敵の中では強い部類なので、出来る事ならそう何度も遭いたくない敵ではあるが……まあいい。



「……しょ、初回エンカウントでコレは、ば、バランス崩れ過ぎでしょ……!」



 ごてん、と横たえた亡骸の傍で、ぽたぽたと玉の汗を滴らせながら、白坊は乱れた呼吸のままに愚痴を零した。


 さすがに、この巨体を背負って歩くのは辛かった。しかも、体温の残る熊の身体は生暖かく、体毛の柔らかさもあって、非常に蒸し暑かった。


 おまけに、臭い。本当に、臭い。


 いや、野生の生き物なので臭いのは当たり前だが、猪よりもよほど酷い臭いをしていた。軽く鼻を鳴らすだけで、顔を背けたくなるような獣臭さであった。


 けれども……休んでいる暇は無い。出来る限り血抜きをしたとはいえ、肉は傷むのがとにかく速い。


 白坊がその場で解体せずに血抜きだけしたのも、トカゲや小動物の解体は何度か経験しているが、大型の……それも、熊の解体なんてしたことがないからである。



(……何だろう、静電気か? パチパチする……ああ、しかし、どうしたものか……)



 で、疲れた体に鞭打って、水だけはガブガブ飲んだ後。パチパチと全身に広がる痺れに、明日の筋肉痛を予感しつつ。


 鉈を片手に、横たわった『赤毛熊』を前に途方に暮れていたわけだが……運良く、救いの手がやってきた。



「――白坊!」

「……ああ、佐野助様か」



 救いの手は、佐野助であった。


 何やら用事でもあるのか、その後ろには部下が1人。どちらも驚いた様子で駆け寄って来ると……まん丸に見開かれた瞳で、熊と白坊を交互に見やった。



「お前……これは、赤毛熊ではないか! いったいどうしたのだ?」


 ――あ、その名前、こっちでも同じなのか。



 そんな事を思いつつ、額の汗を拭った白坊は、ちらりと佐野助を見上げた。



「ちょいと、肉を食って精を付けようかと思って……いや、運が良かっただけですよ。ただ、こんなの2度と遭遇したくはありませんけど……」



 心底疲れ切っている様子の白坊に、むう……と、佐野助は唸った。



「……お前が一人で狩ったのか?」

「死にもの狂いで、何とか……おかげで腕が上がりません。おまけに、こんなデカい獲物なんて解体した事がないから途方に暮れていたところで……」

「なんと、始めてなのか?」

「トカゲや小さい獣ぐらいなら……なんせ、俺一人しかいませんし……こんなデカい獲物、とてもではないけど狙いませんよ」

「ふむ、なるほど……言われてみればそうだな……」



 ジロジロ、と。


 それはもう、これ見よがしに視線を行き来させる佐野助の態度に……内心にて苦笑しつつ、白坊はあえて言葉に出した。



「佐野助様、お知り合いに熊の解体が出来る方はいませんか? 正直、俺の手に余るというか……このままだと大半は腐らせるだけなんで……」

「――皆まで言わずともよい、某とお前の仲ではないか……おい」



 佐野助が視線で部下へ促せば、「――ひとっ走りしてきます!」察した部下が、町の方へと駆け出して行った。


 自然と、後に残されるのは白坊と佐野助だが、「……ところで」フッと訪れた沈黙を最初に破ったのは、白坊の方からだった。



「佐野助様は、今日は何用で?」

「む……そうだった、これをお前に私に来たのだ」



 そう言うと、佐野助が懐より取り出したのは折り畳められた紙であった。分厚く、しっかりとした和紙だ。


 反射的に受け取ろうとしたが、手が汚れている事に気付いた白坊は手を洗い……改めて受け取れば紙面には大きく……何だろう、崩し字なので読めなかった。



「要は、許可証だ」



 読めない事を察した佐野助が、慣れた様子で説明を……そうか、許可証か……だが、何の許可証だろうか?



「そう大した事は書いておらん。お前は今後、野菜やら何やらを売って生活するつもりなのだろう?」

「まあ、今のところは……」

「その、正式な許可証だ。光栄に思え、それを出されるということは、お前が上に名を覚えられている証でもあるからな」

「それは有り難いことです……けど、俺に限らず野菜やら何やら売り歩いている人ってけっこう見掛けますけど、珍しいモノなんですか、これって?」

「基本的には名の売れた商人ぐらいにしか発行されぬ。行商人にいちいち発行していては、紙がいくら有っても足りぬからな。それだけ、喜ばれたという事だ」

「はあ、なるほど」

「なので、分かっておるな? 他の者に売るなとは言わぬが、何処を優先するかを間違えるでないぞ」

「あ、はい」



 ――目がマジだ。



 そんな事を思った白坊だが、当然、口に出すような事はしなかった。誰だって命は惜しいし、肉の魔力には勝てないのだ。


 ……ていうか、御侍さんもやっぱ肉を食いたいんだな。


 そう思いはしたが、やはり口には出さず。とはいえ、『熊肉って美味いの?』と遠回しに尋ねて見れば、『赤毛熊は絶品だ!』と力強く断言された。


 なるほど……食べても美味しいという情報は正しかったのか。


 結局、何時ぞやの野菜の時と同じく、白坊は適当に数kgほど良さそうな部位を切り分けて貰うと、残り全てを佐野助に売る事にした。


 値段は考えるのが面倒だったので、また何か有ったら手を貸してくださいとだけで、お金は取らなかった。


 すると、めっちゃ機嫌が良くなった。聞けば、『赤毛熊』は凶暴性もそうだが、猟師でも手に余るやつらしく、金を積んでも滅多に食べられないのだとか。



 ……それを聞いて、もうちょっと貰っておこうかなとも思ったが、佐野助たちの目つきが怖かったので、止めた。



 まあ、冷蔵庫なんて無いから、腐る前に引き取って貰えるのであれば、白坊としては有り難かった。実際、扱いに困るし。


 ……。


 ……。


 …………そんな感じで、佐野助たちと別れた後。


 その日食べる分以外は、丹念に水洗いした後で、丹念に丹念に丹念に……塩でもみ洗いをして、準備OK。


 『箪笥』より得た貴重な砂糖と、非常に高価だったみりんと、それに比べたら安かったしょう油で、チャーシューモドキを作り置きした後。


 その日、食べる分だけの肉をじゅうじゅうと焼いてから、ご飯の上に載せて……タンパク質を取り込む快感に、浸るのであった。



 ……。


 ……。


 …………で、翌日。



「――白坊様、無礼を承知でお頼みします。どうか、お力を貸してください」



 疲労もあって、久しぶりに気持ちよく寝られ、清々しい気分で外の空気を吸う為に扉を開けた、白坊を出迎えたのは。



「……何があったんだ?」

「お願いします。私が頼れるのは、白坊様しか居ないのです」



 開口一番、深々と頭を下げている……ミエの姿で。



「……まあ、とりあえず入って。その様子だと、何も食べていないんだろう? 朝食を用意するから、まずは腹に何か入れなさい」



 その、目元は……痛々しさを覚えるほどに腫れていて、幾度となく涙を流した跡であることを物語っていた。


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