花言葉 フジ(4月5日)
今日は朝から雲が出ています。明後日、次女の高校入学式なんですよ。天気が持つといいのですが……今まで、驚異の晴れ女で生きてきた次女ですが、高校のスタートはどんな天気になるのか。今から、母はハラハラしています。
4月5日の誕生花は『フジ』です。開花時期は5月上旬ですから、藤棚を美しい花が彩るのはもう少し先になりますね。
近所の公園にも藤棚があります。その棚が藤色に染まると、幼い頃を思い出します。
実家には藤棚はなかったんですけどね。近くにあった幼稚園の門扉にアーチ状の藤棚があり、園庭の砂場の上も藤棚でした。
花が咲き終わると、園児達が園庭の藤棚に登っていくんですよ。大きな子達にとって、うんてい感覚だったのでしょうね。まるで、ジャックと豆の木みたいで面白そうって思いましたね。でも、私はその幼稚園に通っていなかったので、羨ましく見るだけでした。
大人になると、モラルの問題があるので藤棚に登るなんて出来ませんが、今でも藤棚を見ると思い出すんですよね。
最近の子は藤棚に登るなんてヤンチャなことをしなさそうですし、若いお母さんも悲鳴をあげそうな話ですよね。
意外と身近な『フジ』の花言葉は『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』です。
フジの花は女性的な印象が強いのが、花言葉は藤棚で揺れる優美さが現れているよう思えます。また、門扉や玄関をフジで飾ることもあるため、歓迎なんて言葉も生まれたのかもしれません。
また、恋の言葉は、連なる花姿や甘い香りからの連想ではないでしょうか。
フジは古くから愛されてきました。万葉集でも多く詠まれていますし、平安時代から愛されていたのは、藤原氏の名に「藤」の字があることからも分かります。当時、フジの旺盛な生命力や豊かな香りが愛され、その花色は高貴な色とされるようになったそうですよ。
フジの花は海外でも人気で、和の風情を感じることが出来る花の一つのようです。
なお、英語でフジをウィステリアといいますが、日本で紫を藤色と言うように、海外でもウィステリアは紫を意味する色だそうです。色は藤色の方が少し柔らかい風合いで、ウィステリアの方が濃いように感じますね。
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