　朝、寒さで布団からでるのが億劫になる日が、まだ続きますね。今朝は曇り空の影響もあり、なかなか部屋も冷えていました。お昼を前にして、日差しも差し込んでくれてるので、午後は暖かく過ごせそうです。

　朝、一通り家事がすんでテレビを見ると、情報番組の終了間近の話と、新しい番組の話がちらちらと見られます。

　うちの娘たちも、4月からは新しい環境での学生生活が始まります。3月はあっという間に時間が過ぎた感じですが、私と同じように息切れをしてる方もいるように感じてます。

　さて、花の季節はこれからも続きますが、3月29日の誕生花は『ゴボウ』になります。

　ゴボウの開花時期は6月頃だったと思うので、久しぶりに花の時期じゃない誕生花ですね。お野菜としての新ゴボウの旬が今時期だからでしょうか。

　お野菜は、花が咲くと栄養が花に集まるので、葉野菜も根菜も筋っぽくなってしまうんですよね。通年出回っているゴボウですが、春に並ぶ新ゴボウは香りも食感も、貯蔵されている通常のゴボウと違います。ぜひ、楽しんでいただきたい食材ですね。

　ゴボウと言えば、きんぴらや煮物、炊き込みご飯にお味噌汁と、日本食に欠かせないですよね。

　昔は、ゴボウを食べるのは日本人だけ、みたいな話がありましたが、そんなことないんですよ。ただ、海外では薬やハーブティーとして馴染みがあるようです。

　日本でも、何年か前にゴボウ茶が流行りましたが、海外では昔から飲用していたんですね。なお、ハーブティーとしては「バードックルート」とか「バードック」いった名で販売されています。抗菌作用やデトックス効果が高いようですよ。

　健康の味方のような『ゴボウ』の花言葉は『私にさわらないで』『しつこくせがむ』『用心』『いじめないで』です。なかなかネガティブな言葉が並んでいますね。

　これは、花姿がアザミのようであったり、その実がトゲトゲしていることが由来だと考えられます。実のトゲトゲはくっつき虫とも言われるオナモミを凌駕する姿で、触られたくない心を守るのに用心しているようにも見えます。

　ちなみに、このゴボウの実から「マジックテープ」が生まれたそうです。

　狩猟に行った際、自分や愛犬の毛にたくさんゴボウの実がついたのを不思議に思い、顕微鏡で見たところ、その特徴的な構造に気付いたそうです。

　新しい発見は、意外と身近なところに転がっているものですね。

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