花言葉 スイートピー(3月20日)

 風が少しひやりとしますが、今日は日差しが暖かいこで、ジャケットなしで厚手のストール一枚という服装でも過ごしやすい感じです。

 とても私事なんですが、本日、誕生日です。

 誕生日早々、病院巡りな一日で、これも待合室でスマホをぽちぽちしているんですけどね。これからも健康第一で、体を労りながら良い年にしていけたらと思います。


 さて、3月20日の誕生花は『スイートピー』です。春にふさわしい柔らかな花姿が愛らしい、マメ科の植物です。

 スイートピーと聞くと、松田聖子さんの歌「赤いスイートピー」を思い出す方もいらっしゃると思います。昔、赤いスイートピーは存在しないと聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか?


 実は、赤いスイートピーは昔からあったんですよ。でも、くすんだ赤だったみたいですね。鮮やかで美しい赤ではなかったため、市場には出回らなかったそうです。

 近年、品種改良も進んだことで、とても綺麗な赤いスイートピーが出回るようになりました。

 優しいピンクのイメージが強いスイートピーですが、赤は情熱的にも感じ、その揺れる花姿はドレスの裾を翻したようにも見えますね。


 そんな『スイートピー』の花言葉は『門出』『別離』『ほのかな喜び』『優しい思い出』です。

 嬉しい言葉の中に、ちょっと寂しくなるものが混ざっていますが、これは、スイートピーの花姿が今にも飛び立ちそうな蝶のように見えることからついた言葉だそうです。

 甘い香りがするマメ科の花なのでスイートピー甘い豆という名前になったそうです。その甘い香りや優しい花姿が、喜びや優しさをといった花言葉に繋がったのでしょうね。


 日本に伝わったのは江戸時代なんですけどね。世界に広まるようになったのは、その200年前のようです。

 イタリアのシシリー島に自生していたものが、修道僧によって世界に広められました。

 エドワード朝を象徴する花とも云われています。これは、イギリスのエドワード7世の王妃がスイートピーを気に入ったことで、式典や晩餐会で飾られたことをきっかけにして、各国に広まったからだそうです。

 今も昔も、やはり、甘い香りがする花は女性を虜にするんですね。

 ちなみに、スイートピーの品種改良をすすめたのもイギリスみたいですよ。

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