花言葉 ゲッケイジュ(2月16日)
良い天気なのに、気温がいっこうに上がらない午前中をだらだらと過ごしています。今週前半、用事が立て込んで外を走り回っていたので、疲れが溜まっているみたいです。
うちの次女はこの春、高校生になります。長女はまだ受験真っ只中で大学進学が決まらず。そんなこんなで、家の中もバタバタなんですよ。春を迎えるって大変ですね。
さて、2月16日の花言葉は『ゲッケイジュ』から『栄光』『勝利』『栄誉』です。
月桂冠という言葉を聞いたことがある方もいると思います。お酒の会社にも同名がありますが、会社概要を見ましたら、花言葉の由来と同じなようです。
古代ギリシャで、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者たちに、ゲッケイジュの葉で作った「月桂冠」を与えたという習わしがあります。これが、花言葉の由来になっています。
アポロンとエロースの不和に巻き込まれたダフネ(ダプネー)が、アポロンの求愛から逃げるため、父である川の神に願った姿が月桂樹だった。と言う話が、ギリシャ神話にあります。
逃げ続けたダフネですが、最後は、アポロンの「私の聖樹になってくれ」という願いを聞き入れます。このことから、アポロンの聖樹として神聖視された月桂樹が、勝利と栄光のシンボルになったと考えられています。
それにしても、月桂樹になってまで逃げたいと思うとは……エロースの、愛情を拒絶する鉛の矢の威力は凄まじいですね。
ちなみに、料理で使われるローリエ(ローレル、ロリエ等)をご存じでしょうか。シチューやポトフ、スープを煮たり、マリネやピクルスを作るときに入れる香草の一つです。これは月桂樹の葉を乾燥させたものなんで、スーパーでも手軽に買うことが出来ます。
私の実家の庭にも月桂樹がありまして、幼い頃、スープを作るときに庭から取っておいでと、よく言われたものです。
子どもの頃は、食べない葉っぱをなんで鍋に入れるのか不思議でした。葉っぱ一枚で何が変わるのか、あの頃は話を聞いてもピンとこなかったですね。
なお、ローリエは風味付けと共に肉の臭み消しの役割もあるんですが、スープに入れっぱなしにすると、葉のえぐみも出てしまうので、料理が出来たら取り除いた方が良いですね。
日本では験担ぎにカツを食べることがありますが、ローリエを入れて作ったビーフシチューやポトフに、勝利を祈るのもありなのかな、と少し思いました。
全国の受験生の皆さん、頑張ってくださいね!
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