花言葉 アロエ

 昨日はコートが欲しくなる寒い朝でしたが、今日は午前中から気温が上がり、ニットワンピース一枚での散歩がちょうど良い感じでした。

 散歩と言いながら、リハビリに行くのに歩いただけなんですけどね。帰ってきて、お昼を食べて薬を飲んだら、一気に眠気に襲われてしまいました。しばらくこんな日が続く予定なので、エッセイの更新も遅くなることが増えそうです。


 さて、11月22日の誕生花は『アロエ』です。

 アロエというと、ヨーグルトに入ってるゼリー状の美味しい葉肉を思い出しますよね。


 昔、実家でアロエベラの葉を頂いたことがあるんです。よく見かけるキダチアロエの非じゃない、とても大きくて肉厚な葉です。

 とりあえず、緑の部分を落として真ん中を食べれば良いと聞いていたので、母が頑張って処理してくれたんですよ。ぬるぬる滑って、皮を剥くのが大変だと言ってましたね。


 どんな味だったかというと、無味です。お醤油をつけて食べたんですけどね。

 当時、私は寒天(無糖)にはまっていたので、寒天とは食感の違うアロエが面白くて、美味しくも感じました。緑の部分が残っていると苦いんですが、そこがまた、美味しく感じたのは、お醤油で頂いたからかもしれませんね。


 それにしても、ヨーグルトに入れて売り出した某乳業会社さんは、なかなかの健康オタクで、チャレンジャーですよね。古くから、アロエと言ったらキダチアロエで、薬としての認識や苦みのイメージが強かったと思います。その印象を変えましたよね。


 そんな『アロエ』の花言葉は『苦痛』『悲観』です。トゲトゲの葉の印象と、その葉の苦味が強いことから、このような花言葉がついたのかもしれませんね。


 日本で古くから栽培されてきたのは、キダチアロエです。

 鎌倉時代に渡来した説や、宣教師が伝えた説もあるようですが、文献としてアロエが記されたものが現れるのは、江戸時代だそうです。さすが園芸ブームが起きた江戸ですね。

 薬効にも着目され、民間療法として「傷に塗るといい」「火傷にきく」と噂が広まり、寒さにも強いこともあって、民間に広がったのかもしれません。


 私も幼い頃、火傷をしたらアロエの汁を塗っておきなと言われたことがありましたね。

 最近は、殺菌されていないアロエには、土や汚れがついているから、切った葉を湿布するのはよくないと言われますよね。

 ちゃんと処理されて化粧品や薬になっているアロエ商品を買うようにしたいところです。

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