花言葉 フヨウ

 早朝5時に起きる生活なんですが、ここ最近、4時に目が覚めてしまいます。ちょっと睡眠時間が乱れているのは、夕方に居眠りをしちゃうからでしょうか。

 さすがに4時に布団を抜けるのは、もったいない気がするんですよね。窓から見た朝焼けがとても綺麗でしたが、床が冷たくて、すごすごと布団に戻ってしまいました。


 11月10日の誕生花は『フヨウ』です。

 私の中で、フヨウって夏のイメージが強いんですよね。ムクゲやハイビスカスの仲間だからでしょうか。

 特にムクゲと似ていますよね。その違いは9月11日のムクゲで綴っているので、よかったら読んでみてくださいね。


 フヨウの開花時期は7~10月になります。今時期は花の終わりを迎えていますね。でも、咲き終わりに出来る実が、趣ある姿であることから「枯れ芙蓉フヨウ」と呼ばれて、冬の季語になるそうですよ。「芙蓉」だと夏の季語になるので、フヨウが長い期間、人々の目を楽しませてくれてることが、伺えますね。


 もしかしたら、夏を過ぎても「枯れ芙蓉」で人々の心に残ってきたことが、この時期の誕生花に選ばれた理由なのかもしれませんね。


 そんな『フヨウ』の花言葉は『しとやかな美人』『繊細な美』です。朝咲いて夕方には萎んでしまう花姿から、しとやかで繊細な美しさを感じたのでしょうかね。

 次々に花芽をつけ、夏の青空の下でその柔らかな花を揺らしたフヨウは、寒くなった晩秋にも趣きある実で季節を楽しませてくれます。


 ちなみに、別名をCotton roseコットン・ローズと言います。その花姿が綿花に似ているのと、ピンクの花色がバラを思わせることが由来のようです。

 綿花もアオイ科の植物ですから、似ているのも納得です。


 アオイ科の植物と言えば、オクラの花も似ていますよね。咲き終わった後の実の方がすぐ思い浮かぶかもしれません。あの美味しいオクラに、うっすらとうぶ毛がありますよね。フヨウの実もうぶ毛があるんですよ。

 タチアオイの実にもうぶ毛があった記憶があります。もしかしたら、アオイ科の実にはうぶ毛が出来るものが多いのかもしれませんね。

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