花言葉 クリ
秋晴れを恋しく思うような曇天の朝です。
天気予報で、昨日との気温差が8度と言っていました。この寒暖差、体に堪えますよね。明日はさらに気温が下がると言う話も聞きました。冬がさらに近づいてきたように感じます。
寒さが身に染みる日は、優しいハーブティーで身も心も温め、無理なく過ごしたいですね。
秋の花言葉には、秋の味覚も多くあるようです。
10月24日の誕生花も秋の味覚『クリ』になります。
クリの開花時期は5~6月なので、6月20日の誕生花でもあります。
クリは古くから食用とされてきました。青森県の三内丸山遺跡からも出土されていて、縄文時代から食べられていたことが分かっているそうです。
食べていただけではなく、クリの木を材木としても使っていて、栽培もしていたそうです。
桃栗三年柿八年……と言います。クリはその実が収穫できるようになるまでも早く、材木として育てるのも手頃だったのかもしれませんね。
湿気にも強いようで、今でも建材や家具、木目を活かしたテーブルの天板などに使われることがあるようですね。
腐りにくい性質もあり、明治時代には線路の枕木としても使われたそうですよ。
幼い頃、近所にクリ林があり、親戚で集まって栗拾いをしたこともあったんですよ。
長袖長ズボン、長靴でざくざくとクリ林にはいると、イガグリがあちこちに転がっていました。大人達が足でイガを踏むと、大きなクリが転がりだし、子ども達がせっせとバケツに入れていったんです。
持ち帰って、一晩水に浸し、翌日に出てくる栗ご飯が楽しみでしたね。
そんな『クリ』の花言葉は『私に対して公平であれ』『贅沢』です。
花言葉にしては、何だか思想を感じますね。
どうやら、大木になるクリの木に人を重ね、大きくなると傲慢になったり、不公平なふるまいをする者がでてくることへの、戒めのような言葉がつけられたようです。
贅沢は、様々な料理やお菓子で美味しく食べられるクリの実や、房のように咲く花姿が豪華に見えることからついたのだと思われます。
これからの時期、街中のスイーツ店に様々なマロンスイーツが並びますね。栗ご飯も欠かせません。
今年も、秋の贅沢な味覚を楽しみたいところです。
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