花言葉 ガーベラ
菊と聞くと、絢爛豪華な和の花を思い浮かべる人も多いと思います。その菊の仲間って、多いんですよね。ダリア、コスモス、タンポポ、デイジー、シオン、ヒマワリ──ちょっと思い出すだけでも、身近な花ばかりです。どの花も、幾重にも重なった花弁が華やかですよね。
10月12日の誕生花『ガーベラ』も、キク科の花になります。
赤、黄色、オレンジ、白、ピンク。その花色は暖色で、ザ・お花畑のイメージにぴったりですよね。
幼い頃、画用紙に描く花と言ったら、チューリップかガーベラだったように思います。何枚も何枚も花弁を重ね、紙いっぱいに描いたこともありました。
少女マンガでも、場面やキャラを彩る花としてよく使われていたように思います。バラとは異なる、華やかさとエネルギーを感じさせてくれる花姿ですよね。
そんな『ガーベラ』の花言葉は『希望』『常に前進』です。元気をくれるような花姿と花色が、進む道を照らしてくれるようですね。
ガーベラの名は、この花をアフリカで発見したドイツ人のガーバーさんに敬意を表してつけられたそうです。医者で植物学者だったと言うことですから、シーボルトと同じように海外の花を収集するプラントハンターだったのかもしれませんね。
それから日本に渡来したのは大正時代になります。
春に咲く千本槍という名のキク科の植物に似ていることから、当時は、大千本槍とか花千本槍と呼ばれたようですよ。
品種改良も進み、単にガーベラといっても様々な顔をもった咲き方があるんですよね。
多くの人が思い浮かべるのは、一重咲きになります。さらに花びらが重なると、半八重咲き、八重咲き、そしてまるで菊やタンポポのように花弁が密集して丸くなったポンポン咲き。このあたりは見たことがあると思います。
最近では、花弁が細く尖ったスパイダー咲きや、花弁が丸まったカール咲きなんて変わり種も増えていますね。ちょっと画像検索をすると、見たことない花姿や色合いのものも溢れていて、面白いですよ。
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