花言葉 ハイビスカス

 燦々さんさんと照りつける日差しに青い空、白い雲!夏らしい日が続きますね。なのに、どうしてか南国に憧れてしまいます。

 行ったことがないし、映像や画像の影響なのかな。日本の、それも関東のじめっとした暑さの中にいるから、感じたことのない南国の風に憧れが強いのかもしれませんね。


 せめて、沖縄の夏を体験してみたいな。

 沖縄の夏って、平均気温31℃くらいらしいんですよ。関東よりも涼しいんじゃないかしら。ビル熱だってないし、海からの風が気持ち良さそうですよね。

 青い空に白い雲、そして白い砂浜に青い海。まさに南国のイメージ!


 そんな沖縄の花と言えば『ハイビスカス』ですね。お墓に添える風習もあるのですが、枝が丈夫なために防風林として植えるという背景もあるそうですよ。

 年間通して暖かいこともあって、年中、咲いている姿を見ることが出来るようですね。


 ハイビスカスと聞くと、髪飾りを思い浮かべます。耳のあたりにさして飾る姿です。これ、沖縄ではなくハワイでの風習なんですけどね。

 右耳と左耳では意味が違うらしいですよ。

 既婚なら左耳に、未婚なら右耳につけるそうです。結婚指輪のようですよね。


 ハワイで伝わる神様に由来しているそうですよ。

 女神ラカが髪に飾っていたお気に入りの花、それが『ハイビスカス』だったそうです。そのため、身を清めて女神の力を授かるため、ハイビスカスを飾るようなったようです。

 それが今でも習わしとなって受け継がれているんですね。

 結婚式当日に左耳にハイビスカスを飾るそうです。嫁入り前に身を清め、新婚生活にむけて神々から力を授かろうと縁起を担ぐ風習なんでしょうね。


 そんな『ハイビスカス』の花言葉は『新しい恋』『常に美しい美』です。一日だけ咲いてしぼんでしまうハイビスカスですが、毎日新しい花を咲かせることが由来のようですよ。


 なお、美容に良いと言われるハイビスカスティーは、ローゼルと呼ばれる種類から作ります。古くは性欲を強めるといわれ、エジプトで女性が飲むことを禁じられていた、なんて話もあるようですよ。


 性欲を強めるかどうかは定かではありませんが、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、カリウム等を豊富に含んでいるので、夏バテ防止に向いたハーブティーだと、私は思います。

 個人的には、ローズヒップとルイボスティーと合わせて飲むのが好きです。酸味と香りが、ちょっとくせのあるルイボスティーを和らげて飲みやすくしてくれるんですよね。

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