花言葉 ジニア

 花園と言うと、色とりどりの花が咲き誇るイメージが強いかと思います。マーガレットやダリアなど、キク科の花は花弁が多く鮮やかなものが多いので、特に庭を華やかにするにはもってこいではないでしょうか。


 夏に咲くキク科の花と言えば、8月6日の誕生花『ジニア』です。

 聞いたことのない花だと思った方、多いかもしれませんね。でも、花姿を見れば「見たことある!」と答えるような気がします。

 ガーベラにも似た、色とりどりの花。夏の庭に植えるお家も多いんじゃないかしら。


 そんなジニアの別名は『百日草』です。

 ほら、「あ、知ってる!」て思った人、いますよね。

 お盆の時期に満開になることから、盆花としても馴染みがあると思います。私も幼い頃、母が庭先で摘んだ百日草を新聞紙に包んで、お墓に持っていった記憶があります。


 赤、黄色、オレンジ、ピンクに白。最近では、複色のものまであるそうですね。品種改良もだいぶ進んで、私が幼い頃に見た一重の花姿とは違い、華やかな八重咲のものまで出回っているのには驚きです。あの素朴な花とはまた一味違った豪華さですからね。


 茎の丈も様々で、最近では花屋さんに切り花として出回ることもあるとか。

 勿論、鉢植えで楽しむのも良いですし、庭で株を増やすのも良いでしょう。何せ、百日草と言われるだけあって、その花は秋に入っても美しい花姿を見せてくれますからね。


 夏を彩る『ジニア』の花言葉は『不在の友を思う』『注意を怠るな』です。ヨーロッパではthoughts of不在の absent friends友を思うとも言われるそうです。

 長い期間花を咲かせることから、会えない人への想いが時間の経過とともに強くなることを表しているのでしょう。また、時が経つと注意力散漫になることも、意味しているんですね。


 花が咲き始めるのは初夏、最近では五月頃から楽しめる品種もあるそうです。百日どころでない期間を楽しめるジニアですが、夏の暑い時期の水やりは怠らず、秋まで綺麗な花姿が楽しめる様に注視してあげたいですね。

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