花言葉 トリトマ

 夏だ!海だ!輝く太陽だ!そんな毎日が続いてますね。

 今朝は、昨夜遅くから激しい雷雨となったため、少し過ごしやすかったですね。でも、もう雨が上がったからか、アブラゼミの鳴き声も届いてきます。

 豪雨は困るけど、もうしばらく曇り空が続いても良いかな。


 涼を求めている今日この頃ですが、夏には大きな花やビタミンカラーの花等、陽気なものが似合いますよね。ヒマワリやハイビスカスあたりが、まず思い浮かぶでしょうか?

 ハイビスカスは日本の冬が合わないようですね。栽培するなら鉢植えで、寒い時期は室内が良いそうですよ。ご近所さんで育てていて、夏場は庭に出していましたね。


 ぱっと名前が思い浮かばなくても、見たら『夏っぽい!』と言える陽気な花も色々ありますよ。以前紹介したグロリオサやノウゼンカズラが、そうじゃないかしら。


 本日、8月4日の『トリトマ』も、見たことある!と言える陽気な花です。

 少し太い茎は長いもので180cmにもなるそうですね。その先端で、小さな筒状の花が穂のように集まって咲きます。赤い花はつぼみで、咲くにつれて黄色になっていくのも魅力の一つですね。下の方が黄色くなっていて、グラデーションのようにも見えます。

 トーチリリーという別名もあります。真っ赤な花を火に見立てたのでしょうね。


 南アフリカ原産で暑さに強い花なのも納得の、とても陽気で華やかな花です。実は、寒さにも強いそうで、日本でも栽培できるそうですよ。ただ、ずいぶん大きくなるので広い場所でないと育てるのが大変かも。


 そんな『トリトマ』の花言葉は『恋するつらさ』『あなたを思うと胸が痛む』です。

 なんて繊細な恋心でしょうか。

 あんなに堂々として、今にも踊り出しそうなお花なのに、まさかの、恋煩いの花言葉でした。ちょっとギャップ萌えを感じますね。


 どうやら、花の特性が関係しているようです。

 『トリトマ』の茎、ずいぶん太くて丈夫に見えるんですけど、花がつく首部がよじれるように曲がるとか。花の重さに耐えられなくなるのかしら?

 植物学的なことは分かりませんが、茎が曲がる様子に恋い焦がれて感じる心の苦しみを重ねたのでしょうね。

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