　近所の花屋さんに、たくさんの黄色やオレンジの花が並んでいます。

　以前、黄色の花は悲しい花言葉が多いという話をしたことがあります。でも、暑い夏にはビタミンカラーが似合うし、大きなヒマワリを見上げると元気が出ますよね。

　今日、紹介する『サントリナ』も黄色の可愛らしい花を咲かせます。白もあるみたいですが、代表的な色は黄色なようです。

　ぽんぽんのように丸い花姿が元気をくれるような気がします。

　でも私は、この花よりも葉っぱの方が記憶にありました。名前自体は知らなかったのですが、寄せ植えや庭のアクセントでよく見かける葉です。

　杉のような細かさで、少し白っぽいシルバーリーフと呼ばれるものです。花が咲かない時期も、その色がいい味になることから、ガーデニングでも重宝されているようですね。

　ハーブとしても優秀なようで、愛用される方が多いそうですよ。

　その香りは、コットンラベンダーと言う別名があるだけあって、ラベンダーを思わせるものです。防虫効果もあり、虫除けとしても人気だそうです。

　香り成分は葉や茎に強くあるため、花が咲いてなくても楽しめます。ドライフラワーやポプリに使われることも多いそうですよ。リースに使って、長いこと香りを楽しむこともあるとか。

　クリスマスシーズン、出回る寄せ植えにもしゃもしゃした葉っぱの小さなツリーがあったら、サントリナかもしれませんね。また、クリスマスのリースに使われることも多いそうです。その葉の色が白っぽいから、少し雪を被った姿を想像するのでしょうかね。

　そんな『サントリナ』の花言葉は『悪を遠ざける』『移り気な人』です。

　悪を遠ざけるは、きっと、香りに虫除けの効果があることからきているのでしょう。

　移り気な人は、なにが由来はちょっと想像が難しいですね。身に付けていると香りが移ることから、かしら？

　花だけでなく、葉っぱまで楽しめるサントリナ。湿気を嫌うそうなので、鉢植えとして育てる場合は、水のあげすぎ注意です。ちょっと放任主義くらいが良いのかもしれませんね。

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