執筆話題 ブラッシュアップは孤独な作業

 日々、完結作品のブラッシュアップに時間を費やしています。

 もう少し、プロットを綿密にしていれば、ここまで大変じゃなかったのかな?と、少し思ってます。


 私が小説を書くときって、勢い任せなんですよ。

 プロットは作りますが大雑把です。


 起承転結の4ブロックに分け、さらに各ブロック内で起承転結を作る。だいたい一章3万字前後になるようにし、各章は3か4話くらいに分け、その中でも起承転結を考えます。

 ちなみに、この1話に相当する文字数はだいたい8,000~1万文字です。


 プロットの段階では、各話の起承転結を1~2行で、誰がどうした、どうなったを書くだけです。

 ちなみに『起承転結』と言ってますが、起から始まるとは限りません。決で終わらないことも多々あり、話によりけりですね。


 プロットとは別に設定は細かく作って資料にしたり、年表を用意することもあります。キャラの動きや時系列を把握するためのものなんですけどね。

 で、本文は基本的に勢いで書くので、プロットにかなり遊びを持たせてます。突然エピソードを追加しても、軌道修正が可能な感じですね。


 完結後のブラッシュアップが始まると、悲鳴の嵐が巻き起こるんですよね。勢いで書いてるのが、なかなか痛いです。


 助詞の使い方が汚い!

 説明文すぎる。情景に感情が繋がってない!

 そもそも、シーンが足りない!


 こんなことが山のようです。なので、とてもエネルギーを使います。

 助詞のチェックをしながら、より良い表現を検討したり、情景を足したり。シーンを差し込む。


 そんなことを繰り返していても、完結した小説は読まれないので……精神力がごりごり削られます。


 あぁ、ブラッシュアップしたのを、誰かに読んでチェックしてほしい。

 これで、少しは改善しているのか?

 誰か答えて。教えて。

 そんなことを思いながら、日々、PCに向かってます。


 だから、たまに逃げたくなるんですよね。

 新しい話を書いた方がいいんじゃないかな、て。


 うん、それも一つの手ですよね。

 たくさんの物語を書くことで、構成力や文章力を磨くのも大切です。

 でも、出来上がったものを冷静に分析し、その話に足りなかったものを考えるのも、成長に繋がると思うんですよ。


 孤独な戦いですね。


 まぁ、現在ブラッシュアップしているモーリスの話は、磨く部分が明確になってるので、さらに書きたい、書かないと!と思ったし、元々公募用なので……泣き言いってないで、頑張らなきゃですけどね!

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