花言葉 アベリア

 本日7月7日、七夕です。梅雨時期で毎年曇り空が多い関東で、この日に天の川を見た記憶はないと思うんですよね。

 今年は梅雨明けてるし、もしや見られるのではと期待していたのですが、朝から生憎の曇天です。


 七夕と言えば、笹ですよね。

 でも、笹の花って珍しくてなん十年だか百年に一度だかしか咲かない、て聞いたことがあります。あれ、竹だったかしら?


 笹にしろ竹にしろ、毎年咲かない笹の花に花言葉なんてあるのかしらと調べたところ……ありました!


 笹の花言葉は『ささやかな幸せ』です。


 どうやら『ササ』にかけての言葉のようです。うーん、ダジャレ?

 個人的には笹の花は滅多にお目にかかれないのですから、ささやかどころか奇跡的だと思うんですよね。


 この笹を7月7日の誕生花と唱える方もいらっしゃるようですが、個人的には、毎年お目にかかれる花を紹介したいですね。と言うことで──


 今日のお花は『アベリア』になります。


 馴染みのない名前だと思います。でも、一度は目にしたことのあるんじゃないかしら。写真を見たら、見たことある!て思うかもしれません。


 その緑の葉っぱが特徴的で、白っぽい縁取りのものや赤っぽい縁取りがあります。花が咲いてなくても華やかに映るからか、庭木や生け垣としても人気だそうです。


 新しい枝先に小さな白い花をたくさんつけ、そこでひっそりと甘く強い香りを放っていることから、花言葉は『強運』『謙虚』『謙遜』等とつけられたようです。

 若い枝先で長いこと花を楽しませる姿は、慎ましくも映りますね。


 このアベリア、先日紹介したスイカズラの仲間だそうですよ。

 そう言えば、花の形がちょっと似ているような気もします。ただ、スイカズラは上を見ていますが、アベリアは恥ずかしそうに俯いていますね。


 もしも、風にのって甘い香りが届いたら、すぐ近くにアベリアの生け垣があるのかもしれませんね。

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