執筆日和～言葉の花束 届けます～

花言葉 薄荷

　日本の薄荷（ハッカ）の名産地と言えば、北海道の北見市ですね。

　薄荷（ハッカ）は、有名なペパーミントとはちょっと成分が違うそうです。

　そもそもミント種は、繁殖力も強ければ変種も出来やすく、600種を超えているとか。確かに、庭先にミントを植えたら雑草のごとく繁殖した記憶があります。

　北見の薄荷（ハッカ）は、日本の固有種から改良されたものを栽培しているそうです。

　そんな北見で、6月20日を『ハッカの日』と記念日にしたそうです。なお、薄荷（ハッカ）が誕生花なのは3/16・3/19・5/28・12/21のようです。

　おや、6月はないのですね。残念！

　でも、これから暑くなるこの季節、爽やかな薄荷（ハッカ）の香りはクールダウンにはもってこいなので、心に留めておきたい植物でもあります。

　そんな薄荷（ハッカ）の花言葉は『迷いからさめる』

　爽やかなメントールの香りは迷いまで晴らしてくれそうですね。

　キャンディーやアイス等、精油を使ったお菓子も見かけますね。

　私は北見のハッカ飴が大好きです。北海道に行った際は、是非食べてほしいくらい、北見のハッカ飴は美味しいですよ！

　それと、古来より漢方にも使われているくらい、身体にもいいんです！

　私も毎日飲んでいる加味逍遥散（かみしょうようさん）にも含まれていますね。

　漢方は専門の薬剤師さんや漢方医の先生に相談して使われた方が良いですけど、ハッカ油でしたらもっと手軽に生活に取り入れることも出来ます。

　Twitterのフォロワーさんに教わったのですが、マスクにハッカ油をつけると、メントールの清涼感で蒸し暑さが軽減します。夏は欠かせません！

　ちょっと付けすぎるとむせちゃうので注意が必要ですけどね。

　ハンカチなどに含ませてバッグにいれたり、お風呂にはいる時、少しだけ湯船に入れるのも夏には良いです。

　売られているハッカ油によっては、食品に使っても問題ないものもあるので、お茶やお水に少し加えたりも良いと思います。

　様々な商品展開もあって、名前も知られているのに、どうしてか『あー、ペパーミントのことね！』と間違われることもある薄荷（ハッカ）。

　名前が地味だからなのか、それとも、ミントの方が馴染みがあるからでしょうか？

　なお、英語では Japanese Mint と言うそうです。

　そう呼ばれると、ちょっとお洒落感がない気もしますね。

　それでも、『薄荷（ハッカ）』の良さが、もっと知られるようになったら良いなと思った本日でした。

　なお、ミント全般の花言葉は『美徳』『効能』だそうですよ。