応援コメント

第91話 波乱の予感」への応援コメント

  •  飴、砂糖で思い出したのが、砂糖は当初薬品であり、そして原料であるサトウキビはその昔栽培可能な場所が限られていたこと、その上スペイン、ポルトガルによって世界を二分する条約であるトルデシリャス条約、サラゴサ条約が結ばれた影響が重なり、非常に高価で一時は牛肉24ポンドとほぼ同じだったというのですから驚きです。
     24ポンドと言えばざっと10㎏で、仮に国産牛100gの相場で計算すればざっと10万円はしたことになります。安く見積もっても数万円は確実かと。
     
     それが大きく崩れるのはナポレオン戦争及び大陸封鎖令が切っ掛けであり、これによってサトウキビが手に入らなくなり甜菜の栽培が奨励されることになり、当時のドイツだけでも200箇所に及ぶ製糖工場が稼働していて、結果砂糖の価格は一気に下落することになり砂糖の大衆化が始まるのですが、欧州の名門製菓メーカーの創業が19世紀に集中しているのは、このことと無関係ではないと言えましょう。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。

    異世界物でよくある胡椒が高額というのは良く聞きますが、砂糖も相当なものですね。

    普通こういう小説では、砂糖は手に入らない物という設定が多いので、砂糖の価格についてはあまり触れられませんね。

    大変勉強になりましたありがとうございます^^

    物作り系の作品を書いているとこういう情報は大変助かります。

  • 「大変だ!王様が此処での暮らしが良すぎて城に帰りたがらないぞ!」な~んて事にはなりません様に。

    作者からの返信

    あはぁはぁ! そうなったらユウマは森から出てこなくなりますね。

    貴族の子供とかは気にしないんですけど、王族と貴族本人は物凄く警戒しています。

    特に領主や役職持ちですね。