綿という単語を見て、私は真綿と解釈させていただきました。
因みに真綿とは絹のクッションことです。御存知でしたらスミマセン。
尚、現在でもそうですが、内張や椅子などの表装に用いられる素材で最も格上とされるのはシルクなのですよね。
嘗て初期の自動車は全て高級車でしたので、馬車同様御者席ならぬ運転席は丈夫な革、客席はシルク(後にはビロードやベロアなども登場)が一般的でした。
しかし、シルクは高価な割に寿命が短くすぐに交換せねばならないのでもう少し耐久性のあるビロードやベロアなどに取って代わり、更に鞣し技術などの進歩によって肌触りの滑らかな革が作られるようになると徐々に革の方が主流となっていくことになります。
革と言えばイギリスのコノリーが有名ですね。英国国会議事堂や大英図書館の椅子の表装は全てコノリー製です。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
詳しい説明ありがとうございます。
こういう情報は今後の糧になりますので大変ありがたいです。
物作り系の小説を書く身としては本当に勉強になります。自分でも色々調べるようにはしていますが、詳しい方の視点は違いますし、それによる弊害や進歩の仕方まで、良くご存じなのでありがたいです。
>耐久力がなく直ぐ下手ってしまう
→ へたってしまう ?
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
誤字は修正致しました。
ご報告ありがとうございます。^^