第30話 なんだか……カクヨムコンに出たくなってきました……

仕事と私生活でそんな余裕はないはずなんですが……。


アウェイで書いている話、そこそこ読まれてありがたいんですが、自分的に決定打が欠けていたんですよね。

それが昨日深夜にあることを思いつきまして。


それをきっかけに、タイトルからラストまで、がちっとはまった気がするのです。

ここしばらく、興味の赴くままに集めてきた色々な知識や、私の実体験もいい感じで盛り込めそうな……。


そうしたら、カクヨムコンに出たいような気がしてきて。

新しいプロットでは一文字も書いていないのにこう考えちゃうのが、おかしいところなんですが。

「執筆は真剣な遊び」だから良いのです。

ちなみに「執筆の恥はかき捨て」というのも座右の銘です。


継続的に書く練習はしようと、古巣やアウェイで書くことをしていました。

そうしながら、「これは!」というプロットができたら、公募に出すか編集さんに見せようと思っていたんですよ(断っておきますが、編集さんにそう指示されたわけではなく、私の個人的な考えです)。


「これは!」というのは、『市長の恋』や『ミュゲ書房』を超えるレベルのものです。そんな簡単には出てきません。


もう一つやらなくてはと思っていることがあって、それは「世間で受ける要素の多い作品を書くこと」でした。

目指すのは「自分の中での作品好き度=75%」くらいでしょうか。世間との好みの乖離があるのは自覚しているので。


それが結局は、『ミュゲ書房』(自分の中での作品好き度=100%)を埋もれさせないことにつながると考えているからです。


ざっくりリサーチを続けてきたところでは、「美味しい食べ物で人生前向きに」「ちょっとした気づきになる言葉」「死」「余命〇年」「余命〇カ月」「発達障害」「毒親」などを扱ったものが売れる傾向にある感じです。軽いところでは、このエッセイにも書いた「契約結婚」や「契約恋愛」も。


さらに、一冊丸ごと一話の長編よりも連作短編が好まれる傾向がある。

でも同じことをやってもつまらないので、いっそのこと「日記体」で書こうかなって。そうしたら一話、連作短編よりさらに短くなりますから。


例えるなら、『ブリジット・ジョーンズの日記』と『死ぬまでにしたい10のこと』を合わせた感じです。


タイトルはこちら:

『余命三年を宣告された私が終の棲家を探していたら、イケメンシェフと契約結婚することになりました。』


主人公が余命を宣告され、同棲していた婚約者と別れ、終の棲家どうしよう……と不動産屋さんの前で悩んでいたらとても素敵な物件があり、でも夫婦限定で、がっかり……となったところに通りがかったのが、仕事で接点のあるシェフだった。主人公は入院や手術の保証人が必要なこともあり(親が毒親で頼れない)、シェフは女よけに結婚したいと思っていたのもあり、利害が一致した二人は結婚して同居を始める。という話です。


主人公は病気療養に専念するために会社を辞めたかったりするのですが、上司に引き止められて続ける羽目に。

余命宣告されたからって、すぐ死ぬわけではないし、現実の生活は続くんですよね……。


そして、最後に病気が治るかどうか、で読者さんを引っ張る作戦です。


今は「……いけるのでは……?」と思っていますが、どうでしょうかね……。


懸念事項は、タイトルからすると軽いんですが、私が書くのでそこそこリアリティがあって暗かったり重かったりする可能性がある=タイトルと内容違うじゃないか! と読者さんを怒らせる可能性がある、ということです。


半日後に仕事を終えてこのエッセイを読んだら、自分でも「何書いちゃったんだ私!」となるかもしれませんが、そういうのも含めて執筆の面白さです。


では、また。

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