②
『…てかお前、自分でヌイたことあるか?』
確信を突くように質問を変える。
予想通り可愛い幼なじみは、面食らった表情でビクリと肩を揺らすから。オレは思わずニヤリと意地悪く目を細めた。
『なぁ…春流。兄貴達、毎日あんな事シてたんだろ?』
『?うん…』
『隣の部屋でソレ聞いて何してた?』
『えっ…!?』
春流の白い肌が真っ赤に染まる。やっぱり…な。
『ヤラシイんだな…兄貴達のエッチをオカズに毎晩ヌイてたなんて…』
鼻で笑うと目に涙を溜め俯いてしまう春流。
美少女みたいな顔して俺よりやることヤってるなんてな…。
何だか春流の反応が、悪戯がバレた子どもみたいでチョー可愛いくて…。あんな場面を目の当たりにしちまうと尚更…クるじゃねぇかよ…。
小刻みに震える春流の身体。
オレはゴクリと喉を鳴らし瞬時にコイツを仰向けにさせ、馬乗りになって押さえつける。
突然の事に春流は思考が追いつかず…茫然とオレを見つめていた。
「俺が、ヌいてやるよ…。キツいだろ?」
信じらんないとばかりに目を丸くする春流。
きっと今の俺は、すっげー盛った獣みたいな顔をしてるんだろう。
そんな俺を見た春流が僅かに期待に満ちた眼をしたのに気付き。俺のムスコは歓喜して膨れ上がった。
「やっ晴二くっ、あぁッ…!!」
期待してた癖に、春流は本能で逃げようとする。
未だ小学生でもいけるようなチビなコイツが、既に175はある俺に勝てるわけねぇのに…。
って言うか、余計に盛っちまうじゃんか。
「抵抗すんなよ…、気持ちヨくしてやるから…」
言うなり俺は春流の服を乱暴に剥がす。
泣きながら拒む春流だが、あっという間に全裸にしてやった。
「相変わらず、肌白いな~…。」
透き通るような、純白。
染みひとつない身体は、股間のソレさえなければ充分女でいける位しなやかで可愛い。
むしろコイツなら、例え男でも狂わせられる位に魅力的だと思う。
「アッ…見ない、でッ!」
潤んだ瞳で懇願する姿は、誰か見ても誘ってるようにしか見えず。俺は春流の細い両腕を押さえつけると、その嘘吐きな唇を塞いでやった。
「ンッ…!…ふぁ…っ…」
荒々しいキスに、吐息が漏れる。
中でクチュクチュと互いの舌と唾液が絡み合い、その熱が感覚を麻痺させた。
やべえ、キス超気持ちいィ…
春流の唇を塞いだまま、脇腹を指先で撫で胸辺りで止まると。肌は粟立ち、身体はゾクリと痙攣した。
そのまま胸の突起に爪を立て、執拗に指の腹でこねれば…
「んンッ…────!!」
思った以上に反応した春流の身体が、ベッドを軋ませ一際跳ね上がった。
「男の癖に、乳首で感じんのかよ…?」
流石血筋。
どうやら俺は兄貴譲りのドS体質らしい。
「ち、がっ…────あぁんっ…!!」
そして春流も、超ドMの淫乱体質。
俺の理性を容易く引き千切ってくれる。
乳首を攻めながら、立ち上がった春流の性器を撫でる。ちっちゃい癖に主張するソレは、先走りで卑猥な輝きを放ち…プルプルと揺れていた。
「はぁッ、ら…めっ…!」
舌っ足らずな春流は子どもみたいで。
まるで無理やりレイプしてるような感覚を引き起こし、俺の下半身を更に奮い勃たせる。
「嘘つけよっ…ココ、喜んでんじゃねぇか…。」
見せつけるように勃起した春流のムスコを持ち上げ、ユルユルと扱いてやれば。
その快楽を自慰知っている春流の身体は、本能のまま、歓喜し。
「ちッ…なんつぅカラダしてんだよっ…!」
春流の喘ぎ声と色気に、俺自身がパンク寸前。
俺も、触られたい。いや…無理矢理ヤラせたい。
切羽詰まった身体により刺激が欲しくなった俺は。
やんわり愛撫を続けながら、春流に顔を近付けた。
「なぁ…春流。」
「あッ、な、ぁに…?」
ペロリと春流の唇をひと舐めし、厭らしい笑みを湛え。
「シックスナイン、しようぜ?」
声低く誘えば、また春流の表情が色気を増した。
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