第2話 What are you living for ?

僕は何のために生きているんだろう。


目の前ですやすやと寝息を立てている妻のため?


いや違う。僕は僕自身のために生きている。


だから、僕は僕のために、君を一生守っていこうと思うよ。


「眠れない?」

そう彼女は寝ぼけた声で僕に尋ねる。


「君の顔が可愛くて、興奮して眠れないよ。」


「何よ、それ。変態みたい。」

彼女はそう言って、照れた様子で反対側に寝返りした。



それが、彼女との最後の会話になるなんてこの時の僕は知る由もなかった。



Time won’t wait, he kills anyone equally and suddenly.



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