テンプレ(2回目)な異世界転移
第28話 一方その頃······
一旦ここで、柳也についてはストップです。ここからは別の物語となります。ダブル主人公という訳ではありませんが、この後のストーリーの展開上、後出しよりも並列の方がいいだろう、と思ったので話を切りかえます。
一応、これは2章ということになるのですが、設定集などは出した方がいいですかね?教えて欲しいです。他にも気になるところや、矛盾している点、誤字脱字、描写が足りない部分など、積極的に教えて欲しいです。
ここで話すのもおかしいですが、作者は学生なためテスト前などになると十分に作成することが出来ず、文字数が足りなかったり、焦って投稿日を間違えていたりするので、そこのところは温かく見守っていてくれると幸いです。
では、本編へどうぞ!
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「ふわぁ〜あ、時間ねぇんだよ。さっさとかかってこい」
「ちっ、やるぞ!」
「はぁ、雑魚が群れた所で雑魚には変わんねぇんだよ」
俺は瞬時に雑魚の目の前に移動し、顎を蹴り上げる
「がぁっ······」
「情けなっ、そんなんじゃ親が可哀想だ。あぁ、親もお前と同じような雑魚か」
俺は蹴り飛ばした雑魚には目もくれず、俺の周りを無様にも取り囲む奴らを片っ端からしめる。
そんな時だった。俺の足元が突然光り輝いたのは。
「なんだぁ?」
「ようこそ、勇者様。あなたは魔王を倒す誇り高き勇者として召喚されたのです」
「勇者、ですか?」
突然眩しい光に襲われたと思ったら、さっきまでいた道とは全く別の部屋に移動している。オマケに俺の他にも4人いるし、目の前には変な奴らがいるし。
「はい、あなた方は神の導きによって、魔王を倒す使命を与えられた、栄誉ある勇者様なのです」
こいつ······さっきから誇り高いだの栄誉あるだの、持ち上げすぎだ。なんか隠してんのか?
「まずは勇者様方にはご自身の能力を把握して頂くため、こちらの水晶に手を触れて頂きます」
そう言い、目の前の女の後ろに構えている奴が変な水晶を出しやがった。
「な、なら始めは私が触るわ」
そういったのは厚化粧で全身がキラッキラした弱そうな女。それをじっと見守っている男2人。なんだ?知り合いか?
そして並ばされる俺ら。順番に水晶に触れていく
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【名前 横島 夏海(この世界での名前をつけてください)】
【種族
【年齢 17歳】
【状態 元気】
【職業 大魔道士Lv.1】
攻撃力:200
防御力:200
素早さ:200
魔法攻撃力:300
魔法防御力:200
魅力:300
運:100
【転移前取得スキル】
化粧術Lv.5
【スキル】
四属性魔法Lv.1
成長率5倍Lv.ー
アイテムボックスLv.1
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──────────
【名前 由良亮(この世界での名前をつけてください)】
【種族
【年齢 17歳】
【状態 元気】
【職業 聖騎士Lv.1】
攻撃力:150
防御力:250
素早さ:250
魔法攻撃力:100
魔法防御力:100
魅力:100
運:100
【転移前取得スキル】
柔道Lv.7
【スキル】
聖盾術Lv.1
剣術Lv.1
成長率5倍Lv.ー
アイテムボックスLv.1
──────────
──────────
【名前 鹿渡 優希(この世界での名前をつけてください)】
【種族
【年齢 17歳】
【状態 元気】
【職業 魔法剣士Lv.1】
攻撃力:150
防御力:150
素早さ:150
魔法攻撃力:150
魔法防御力:150
魅力:350
運:100
【転移前取得スキル】
剣道Lv.MAX
【スキル】
剣術Lv.1
火魔法Lv.1
風魔法Lv.1
成長率5倍Lv.ー
アイテムボックスLv.1
──────────
──────────
【名前 村上 七美(この世界での名前をつけてください)】
【種族
【年齢 17歳】
【状態 元気】
【職業 支援術士Lv.1】
攻撃力:80
防御力:80
素早さ:80
魔法攻撃力:200
魔法防御力:200
魅力:300
運:100
【転移前取得スキル】
【スキル】
支援魔法Lv.1
成長率5倍Lv.ー
アイテムボックスLv.1
──────────
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【名前 山吹 紅蓮(この世界での名前をつけてください)】
【種族
【年齢 17歳】
【職業 魔物使いLv.1】
攻撃力:500
防御力:400
素早さ:200
魔法攻撃力:80
魔法防御力:10
魅力:500
運:100
【転移前取得スキル】
近接格闘術Lv.MAX(全てまとめました)
武器格闘術Lv.MAX(全てまとめました)
【スキル】
テイムLv.1
成長率10倍Lv.1
アイテムボックスLv.1
(鬼術Lv.1)
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「素晴らしいです。勇者様方は勇者としてふさわしいステータスですね。ではこれより訓練を行います。わたくしに着いてきてください」
何様だよ。俺に命令できる人は1人だけだっつーの。ま、こういう時は大抵相手の支持しさに従えって言うし、従うしかねぇか。
「では、皆さんそれぞれスキルにあった武器をお持ちください」
他4人は触ったことも無いのか、楽しさ半分で触り出す。そんな中俺は
「おい、そこのお前」
「は?俺のことか?」
「てめぇに決まってんだろ。おい、この世界木剣は軽すぎだ。もっと重いヤツ持ってこい」
俺が直々に支持してやると、相手はわざわざ口に出して
「お前···勇者だからって調子に乗るなよ!」
そう言っね俺に向かって無様にも襲いかかってきた。最低限の理性はあるからか、剣を抜いてないのは立派だ。剣を抜いてたら殺してたな
「はぁ、ったく。これだから雑魚は嫌いなんだ。群れるし、まとわりつくし、何より───」
俺は一瞬で相手の腹に拳をキメて、吹き飛ばす
「───彼我の実力差を理解出来ねぇ」
俺は落ちてきた奴の剣を奪って、軽く振ってみる。
「木剣よかマシ程度だな 」
そんな俺の奇行を見ていた連中が俺の事を取り囲む。
「はぁ、んだよ、襲いかかって来たから返り討ちにしただけだ。悪いのはそこのやつだせーとーぼーえーだ。」
「クソっ!いくら勇者様とて許せん!全員かかれ!」
話を聞けってんだよ。こいつらをボコボコにするのは簡単だ。だがそれも面倒だ。久々にやるか。
「───ぬうぅん!」
俺は腹に力を込めて、周りを吹き飛ばす。
「ん?」
おかしい。以前よりも力が強いこれがステータスってやつか。全員伸びてやがる。
「おい、そこの女」
「な、なにかしら?」
「俺は面倒になったから、さっさと出てく」
俺は一瞬にして倒れた騎士の身ぐるみを剥がし、いつの間にか出てきた、【アイテムボックス】に収納する。何となく使い方が分かるのは楽でいい。
「んなぁ!そんなこと許しませんよ!」
「お前を守る騎士サマ(笑)はそこで伸びてるけど、どうやって俺の事を止める気だ?」
「くぅぅっ!」
「んじゃ、追ってくんなよ〜」
俺はさっさと外に出たかったが、途中異変に気づいた面倒な雑魚がわざわざ俺にお金を届けに来てくれたから、丁重に頂いた。
そのままの流れでここが城だと気づいて、目の前の出口から出た。その瞬間に、城と街を繋いでいた橋が上がってしまった。
「さぁてと、ここは確実に俺がいた場所じゃないし、拉致されて運ばれた訳でもない。と、なると、変な力でこんなところに送られたと。かあぁ、面倒なことになったもんだ」
まずは常識を知ることが大事。敵を知り己を知ればだいたい勝てる、みたいな諺があるらしい。そのためにはまずは知識だな
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今回から別視点です。第1章で柳也達以外にも地球人がいることを匂わせた(······匂わせたよね?)のがここに来て早くも2人目です。
会話の内容でわかる通り、典型的な不良系ですね。柳也も少し口が悪いですが、柳也との決定的な違いが、頭の善し悪しもありますが、それよりも、女性に対する態度ですね。
そういうところも含めて見ていただければ。今後ともこの作品をよろしくお願いします。
············そういえば、第1章にてハーレム要素は何処に?このままだと詐欺になってしまう。早めにハーレム要素をぶち込まなければ······
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