第37話 たとえ漢字が読めなくとも、うちの幼馴染は、日本一、いや世界一可愛い‼︎
「むぅ〜‼︎別にいいじゃんよ〜‼︎漢字の読みを少しくらい間違えたって‼︎」
そう言って頬を膨らませて拗ねる葵。やっぱり、可愛い。可愛すぎる。日本一、いや世界一葵が可愛いと言っても、過言じゃない。……過言じゃないよね?
「ごめんごめん。だって、高一にもなって、『平等』の読み方を間違えてたら……さすがに笑っちゃわない⁉︎たとえ、人の間違えを笑うのは良くないとわかっていても。」
うん。これは仕方ないはずだ。だって、俺以外にもいるでしょ⁉︎笑っちゃいけないってわかってても、
笑っちゃう人。……あれ、本当になんでなんだろうね。笑うのはダメだって思ってても、笑っちゃうのは。俺、これのせいで、怒られたことあるんだよ?
先生が友達に怒っている時に笑っちゃって……。
「むぅ〜‼︎もうゆうくんなんて知らないんだからね‼︎絶対の絶対のぜ〜ったい‼︎」
なんて言って拗ねちゃう葵。
やっぱり、やっぱり俺の幼馴染兼、俺のお嫁さん(仮)は、日本一、いや世界一可愛い。
う〜ん……。やっぱ宇宙一でお願いします‼︎
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