第3話 あふれる音の世界



「耳をすませればそこら中に音楽がある」


 大地と踊る

 空も踊る

 雲もくるくる

 海もダンスダンス


 雪は舞って

 雨はリズムリズム

 雷はアクセント


 世界中が 音楽まみれ


 あふれる音

 あふれるBGM


 ありのままの自然に

 ありのままの音楽


 音の波

 満ち満ちて


 周りをつつんで


 よせては ひいて


 大きくなれば 小さくなって


 変化をつければ 様々かさなって


「この世界は奇跡なほど静寂とは無縁なんだ」




「ストーリー」

 これほど音に満ちている世界で、生まれて死ぬまで音に包まれている。

 僕達、私達は。ずっと一生、永遠に。音からは離れないんだね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩集48 お前は言葉の本当の姿を見ていない 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説