おにぎりと卵焼き
ナンカヨクワカンナイ
第1話 出会い
この物語は卵焼きとおにぎりの辛い友情の物語です。
今思うと本当に馬鹿だった。本当はこの辛い物語から逃げようとしていただけなのかもしれない…
遡ること3日前…(本当は30分前だけど、ストーリー的に食べ物達には3日前ぐらい経ってる設定ですw)
俺はいつものように殻と薄皮と一緒仲良く話をしてた。するといきなり暗く寒い場所から一筋の光が差してきた。正直ここは暗くて寒い地獄のような場所だった…だから俺たちは神様が俺たちを助けてくれるのかとばかり思いみんなで喜んだ。だがそこは天国ではなかった。殻に亀裂が入りあいつは2つに割れてしまった。俺たちは何度も叫んだ何度も何度も声が出なくなるまで叫び続けた…だが殻は返事もせずただ暗闇の中へと放り込まれて言った。最後にあいつが何かを言っていた気がするがもうそれどころではないくらい俺たちは恐怖に襲われていた…俺たちは恐ろしく尖ったもので体の真ん中を突き刺された。薄皮が破けビリビリになり跡形もなくなった。俺は自分だけでも生き残るために精一杯逃げ出そうとした。だかその丸く滑るような壁で、あともう少しのところで滑り落ちてしまう。俺は体中をを突き刺され内臓までぐちゃぐちゃと刺されしまいには引き裂かれたり引っ張られたりした。やっとその俺を刺す手が止まった。俺は意識がもうろうとしていた。すると今度はいきなり黒い四角くくやけどをしそうなくらい熱いものに入れられてしまった。どうにか抜け出そうにもだんだんと空気が入ってきておれはパンパンに膨れてしまった。火傷をして水膨れになったのだろう…そこはすこし茶色くなっていて。ほのかに油の匂いもする。また別の場所へ移されたもう俺は恐怖と疲れなどで何も考えれなかった。だがまた苦しい思いをするのは分かっていた。もう俺も早く楽になりたかった。最後に俺はもう一度あいつらの顔が見たかった…などの願いも一瞬にして消え去った。銀色に輝いたなぞのものが俺を切り裂いた。俺は声も出ないほどの悲鳴をあげた。泣いて泣いて泣きまくった。気づくと俺は白いものに乗せられていた。先程の痛みもなく気分が良い。俺は気づいた。さっきまでのは悪夢ですべて夢だったことに。俺は安心した。周りを見渡せばいろいろな仲間もみえる。ここからが俺の新しい居場所…ここで俺は友達を作り仲良く幸せに生きていくと決心した。
だが、箱の中は以外に窮屈で他の奴らとの距離も近く身動きがあまり取れない状態だった。そんな中で俺に話しかけてくれたのがおにぎりだった。おにぎりはすごく優しく思いやりがあるやつだった。優しすぎて心配なくらい良い奴だった。俺はおにぎりと仲良く暮らしていた。おにぎりは毎日俺に「みんなで生きて帰ろうな。俺たちはずっと一緒だよ」と言っていた。俺はなんのことか分からず「当たり前だろ」と笑って流していた。何故かおにぎりは悲しそうな顔をしていた。8日程だっただろうか?暗かったその部屋から明かりが差してきた。俺は頭が白くなった。俺は知っていた。この恐怖も…この辛さも…
出会い編どうだったでしょうか?まだまだこういう文を書くのは初心者でここどう言うこと?などあるかもしれませんが暖かく読んで見てほしいです!他にもここをこうすればもっといいよ!などあったら教えて欲しいです。引き続き卵焼きとおにぎりをお楽しみください。次は『出会いと別れ』です!よろしくお願いします!
おにぎりと卵焼き ナンカヨクワカンナイ @onikuumasi
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