第3話
世の中、言っていい事と悪い事がある。
それを正す事がどれほど難しい事なのか俺には…いや、他の同担の人達にも伝わっただろう。
思い知らされた。俺も。他の人達も。
彼女はそのコメントに対してこう言っていた。
「世の中には…言っていい事と悪い事があるんだよ?…面白半分書いちゃったかもしれないけど…私はそのコメント好きじゃないな…ルラリちゃんは皆に優しくないけど…そんなこと言う子達に育てた覚えはないよ…ルラリちゃんは…ルラリちゃんはっ…優しいんだよ…?皆が居なくなるかもしれないから…言えなかったけど…怖くて正す事が出来なかったけど…私はっ!…間違った事は正そうと思うの…だから、もう二度とそんなこと言わないで」
泣きながら必死にメンバーを庇う彼女は俺にとって凄く輝いて見えた。
アンチとか今まで黙って見過ごしてた子がしっかり皆の為を思って、メンバーを思ってこの場で否定してくれた事に俺はとても感動したんだ。
ーENDー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます