第3話

世の中、言っていい事と悪い事がある。

それを正す事がどれほど難しい事なのか俺には…いや、他の同担の人達にも伝わっただろう。

思い知らされた。俺も。他の人達も。

彼女はそのコメントに対してこう言っていた。

「世の中には…言っていい事と悪い事があるんだよ?…面白半分書いちゃったかもしれないけど…私はそのコメント好きじゃないな…ルラリちゃんは皆に優しくないけど…そんなこと言う子達に育てた覚えはないよ…ルラリちゃんは…ルラリちゃんはっ…優しいんだよ…?皆が居なくなるかもしれないから…言えなかったけど…怖くて正す事が出来なかったけど…私はっ!…間違った事は正そうと思うの…だから、もう二度とそんなこと言わないで」

泣きながら必死にメンバーを庇う彼女は俺にとって凄く輝いて見えた。

アンチとか今まで黙って見過ごしてた子がしっかり皆の為を思って、メンバーを思ってこの場で否定してくれた事に俺はとても感動したんだ。

ーENDー

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