エピローグ クモドロ

しばらくして、俺たちは同棲しようと決めた。



俺も駆け出しの提供作家、怜も美容関係の起業を始めたばっかりで、お互い仕事が安定するまで、新しい家を探す前に、怜の家で2人過ごそうという事になった。



こういう時は、男の俺が、格好つけてでも、2人の愛の巣を用意するのが常だが、そこはもう少し我慢ということで双方一致した。



同棲、、と行くと、次に待つのは『結婚』だが、その節目を迎えるのはまだ先だろう。お互いのことを十分わかってあげることが先だ。



いつか、そんな日が来たら、今度こそ、ドラマチックにプロポーズでもしてやりたい、、いつもいつも怜に甘えていてはダメだから。




★ ★ ★ ★ ★



あとがき



こちらで「クモドロ」は完結となります。


その後のお話としてEpisode 2 日常編を執筆しておりましたが、短編作品を予定していたので、今後新しいお話の投稿はありません。


レビューやコメントを書いていただいた方、本当にありがとうございました。


また機会がありましたら、わたくしにゃんちらの作品を見ていっていただけると嬉しいです。

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