第21話 他愛ないジョーク
「ヘッヘヘ……( ꈍᴗꈍ)!! マジィ!!」
まさに
「ちょっと真太郎!!」
不意に、隣りのメガネ男子の久遠ヤマトがボクを呼んだ。
「えェ……、なんですか」
「あとで、話しがあるから……、連絡先を交換してくれ!!」
「連絡先ですか……。別に構いませんけど」
友達の一人や二人増えたところで困ることはないだろう。
取り敢えず、軽い気持ちでラインのアドレスを交換した。
「チン太郎ォ……*・゜゚ヽ(^O^)ノ.」
フェリーの甲板の方からボクを呼ぶ声が響いてきた。
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