第9話 美少女の国《エデン》へ……
こうしてボクらは【美少女の国 《エデン》】へ向かう事になった。
美浦半島の新久里浜港から高速フェリーに乗り、ほぼ半日掛かりで、南の島の楽園へは到着するらしい。
エデンは、太平洋にある小さな島で世界で一番小さな国として登録されている。
南国の楽園として、観光業やレアメタルの発掘で有名だ。
またタックスヘイブンなどで税制の優遇措置がなされ、世界じゅうの企業が登録しているらしい。
さらに、【美少女の国】と言われるようにエデンの島民はすべて美少女だと言う噂だ。
もちろんボクだって、そんなパラダイスのような島が実在するとは思っていない。
御多分に漏れず、【都市伝説】だろう。
しかし姫乃を始め高速フェリーの船上で、接待してくれるエデンのホステスらは皆、アイドルのように可愛らしい美少女ばかりだ。
当然のように
彼にとっては暇つぶしなのだろう。
もちろん目的はナンパだ。
「いやァ……(。•̀ᴗ-).☆゚.*・。゚ 堪んねぇな。
こっちの子もあっちの子も美少女で、どの子を選ぶか、迷っちゃうねェ〜ーー……!」
さっきから
今にもヨダレを垂らしそうな顔で美少女たちを眺めている。
「おいおい、エロい顔をしてヨダレを垂らすなよォ……(ب_ب)!!」
ボクは眉をひそめ、城のコトを
何度も注意するが、ボクだって
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚
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