第7話 美少女の国

「誰がブサイクとキスするかァ!!」

 まったくブサイクには容赦ない。のど輪の要領で手を伸ばして、ジョーダンの首を押し退けた。



「ゲェッエエェ……ヾ(⑉⊙ȏ⊙)/」

 のど輪をされたままジョーダンは不満げに唇を尖らせた。



「フフゥン、じゃァ、チン太郎!!

 さっそく渡航する準備をしてらっしゃい」

 美少女はボクの方を見て命じた。


「えェ、渡航ッてえェ……?! どこへ」



「おバカねェ……。もちろん『美少女の国 《エデン》』への渡航よ」



「うッううゥ……(;ŏ﹏ŏ)!!

 『美少女の国 《エデン》』……!!

 まさかキミも?!」



「そうよォ……(. ❛ ᴗ ❛.)!! もちろんチン太郎だって1億円ゲットしたいでしょ!!」



 

「なッ……(ب_ب)!! なァんだ」

 よろこんで損をした。彼女も1億円が目当てか。








☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る