第6話

 予期せぬ美少女からの口づけにボクは気が動転し、心臓がパンクしそうなほど



「ンうゥ……✨👩‍❤️‍💋‍👨✨✨💕」

 なにしろキスなんて初体験だ。


 しかも初対面だと言うのに、いきなり口づけなんて。頭の中は真っ白だ。



「フッフフ……✨👄✨💕 どうかしらチン太郎」

 ゆっくり唇を離して美少女は笑みを浮かべた。



「はッ、はァ……(☉。☉)!!」

 どうかしらと訊かれても……。


 まるで、ボクは夢心地の気分だ。

 口をポカーンと開け、目の前の美少女を見つめていた。 



「ホォッホホホッ( ꈍᴗꈍ)!!! どうッ、気に入ったかしらお子様用の軽いキスは!!」

 上から目線で微笑んだ。



「えェ……(☉。☉)!!! なんですか。

 お子様用ッて……!!」



「もちろん、こんなのはお子様用よ。

 キスのうちに入らないわ!!

 ほんのご挨拶じゃない.( ꈍᴗꈍ)!!」



「うッううゥ……、ご挨拶」なのか。

 今のキスが。



「じゃァ……ヾ(*’O’*)/ オレも軽くご挨拶ゥーー!!」

 横からジョーダンも姫乃にキスしようと割り込んできた。



「誰が、ブサイクとキスするか!!」

 まったく姫はブサイクには容赦ない。

 のど輪のようにして、手でジョーダンの首を押し退けた。




「えッええェ……(⑉⊙ȏ⊙)!!」

 のど輪をされたままジョーダンは不満げに口を尖らせた。







☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る