第4話
想像とイメージと現実
想像はゼロから始まる
経験、ストーリーなど過去の自分の知り得た情報をもとにオリジナルのストーリーを生み出す
演算される物語
アナザーストーリーを自分の内面で構築する作業。
自分が違う人間になれる特別な時間。
思いを繰り返す事により濃密にすることができる。
こうあるべきだ
こうなりたい
もっと戯曲的で過激的で心の自由が約束された場所。
イメージには1がある。
受け取って初めて始まる現在進行形の夢。始まりがあり終わらせることもできる。
その未来に向けて合わせていくか、回避するべきか、限りなく今に近くもっとも違う世界の話。
〜だろう。
〜でありたい。
心の支柱を支えるものになりえる力。
しかし、あくまでもイメージである。
予見、未来視とゆわれるものではなく不確かにある心の力。
人間はイメージできなければここまで想像的な愚かで尊いものにはならなかったであろう。
そして現実
現実は終わりでもあり、始まりでもある。現実という名前の今を受け止めることは「当たり前」のいつもの業務作業である。
想像とイメージとは違い、
結果としての現状なのだ。
後悔という過去の自分への憤り。
安堵という過去の自分への称賛。
普遍的の変わらない事実
暴力的で快楽的なあられのない姿なのである。
想像は後悔していない
「体」により私のつまらない日常に光が差し込んだのだから
イメージは私に力をくれた
素晴らしい作品ができる暁光
可能性という興奮に世界が色づいた
現在は受け止めなければならない
受け入れがたい現実
喪失したはずの貴方を見つけられた喜びと恐怖に溶け落ちた私の心
いなくなったその「体」を見つけた
鏡に映る黒子を私は見つけた。
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