第4話

「あ、奇遇じゃん、山吹くん、

もとい、陰キャくん」


プシューッとドアが閉まり。

林ユーコは俺に向かって挨拶をしてきた。


「お、おはよう林さん」


「電車通学してたんだ?

初めて会うけど...?」


「今日は久しぶりに早起きできたから

一本早いのに乗ってみただけ。

ま、もう乗ることはないけどね...」


林さんと会うんじゃ、朝からテンションだだ

下がりになっちゃうからね。

朝の平穏な時間は必要だろ、、

俺はまた、明日から一本遅らせて、

いつもみたくギリギリの時間にホームルームに駆け込むことにするよ、、



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る