第5話
翌日
「行ってきます。」
今朝はいつもより体が軽い。空は相変わらずどんよりとしているけど、今日の僕にはやるべきことがある。目的があるだけで、一日がこんなにも前向きに始まるなんて知らなかった。
橋の手前に、あの女の子を見つけた。ドキリとする。まさか登校時に会うとは思ってなかった。一気に緊張してくる。手が震えそうになったので、ぎゅっと握りしめて駆け出した。
「おはよう!」
後ろから声をかける。女の子が振り向いた。と同時にびっくりした顔をして僕を見る。
「あっ、お、おはようございます。」
丁寧に頭を下げる。僕らは立ち止まり、固まってしまった。どうしよう、頭の中が真っ白になる。
「あ・・あのさ、君、ユウって名前なんだって。」
「うん。」
「ぼ、僕の兄ちゃんはユウイチって名前なんだよ。一緒だね。あっ、一緒じゃないか。に、似てるね。」
「うん。」
顔を上げて、僕を見てる。目がクリっとして小さな鼻と口。かわいらしい子だ。
「そ、それでさ・・・。そうだ!君、ユ、ユウちゃんはさ、ココア好き?」
「えっ?ココア。」
「そう、ココア。アオイせん、えっと君の母さんがさ、いつも作ってくれるんだ。」
「うん。・・・あたしもココア好き。」
「そう、良かった。僕も好きなんだ。昨日ね、君の母さんにね、作り方習ったんだ。ユウちゃんは自分で作れる?」
「ううん。まだ作ったことない。」
「教えてもらうといいよ。そしたら、自分で飲みたいときに飲めるし、誰かに作ってあげられるでしょ。」
「・・うん。今度、お母さんに言ってみる。」
「えっと、え~と・・・じゃ、じゃあね。僕先行くね。」
僕は走り出した。後ろから視線を感じるけれど、振り向けない。なんだかとても嬉しくて体が軽い。教室に入ってから、僕はユウちゃんに謝ってないことに気付いたけど、まぁいいやって思いながら、教科書をバックから取り出した。
三時間目、今日は今期初めての水泳の授業。僕は水着を持ってきていた。けどアカギ先生が、「ミナト君、水泳どうする?」って聞いてきた。聞かれたから、「休みます。」って答えた。聞かれなかったらもちろんやるつもりだったのに、聞かれるとやっちゃいけないのかな?迷惑なのかな?って考える。もちろん僕のことを気遣って言ってくれていることはわかるんだけど、いつも先生は何々しなさいって命令するのに、なんでこんな時だけ僕に答えを委ねるんだろう?少しだけ卑怯だと思った。
僕はプールの手前にある階段を上り、二階の見学席に座った。真珠(しんじゅ)色のペンキで塗られた木製のベンチがあり、藍(らん)緑色(りょくしょく)の日除けの屋根もある。空は薄暗く、まだちょっと肌寒い。
先に来て座っていると、みんなの賑やかな声がしてきた。水着に着替えて冷たいシャワーを浴びている声だ。
「つめたいー。」「ぎゃー。」「さむいー。」「じごくだー。」
聞こえている言葉とは裏腹に、みんななんだか楽しそうに笑っている。
「はい、それでは準備体操から~ピッピッピッピッ。」
アカギ先生が笛を鳴らしながらみんなで準備体操。それが終わったらゆっくりと足からプールに入る。みんな楽しそうにプールの中で飛び跳ねている。もう一人、オウチ先生もいる。やっぱり僕もやれば良かったかな?少し寂しくなる。ビート板を使って順番に二十五メートルを泳ぐ。ずっと見ていたらなんだか眠くなってきた。誰にも見られないようにと欠伸をかみ殺す。
ふと、家族でキャンプに行ったことを思い出す。 昨年の夏休み真っ只中の照り付けるような日差しの中、川はなぜかとても冷たかった。
車で上流へ一時間くらい走っただろうか。アスファルトの道路から左に折れ、水田を抜けて萱の生い茂った少し開けた場所に駐車する。
「はい、着きましたー。」
エアコンの効いた車を降りると、これでもかというくらいの日差しに目を細めた。嬉しくて、兄ちゃんと二人で駆け出そうとすると、
「おい!荷物、荷物。」
と止められる。
「じゃあ、ユウイチはこれ持って。ミナトはこれ。」
父さんが車の後ろを開けて、浮き輪や着替えの入ったバックを渡してきた。父さんと母さんは、テントやクーラーボックスなどの重たそうな荷物を運ぶ。生い茂った萱を抜けると広い河原に出た。その奥に広く大きな川。そして緑いっぱいの山がそびえる。川は山の色を写しているのか深緑色に染まっている。丁度カヌーでさらに上流の方から下ってきた人たちとすれ違った。十人くらいの団体さんだ。
「こんにちは~。」
お互いに挨拶を交わす。みんなとても清々しい満足げな顔をしている。いつかは僕もカヌーで川下りをやってみたい。ここは家の近くの川と違い、流れがあまりないのかとても静かな川だ。
荷物を放り出し、兄ちゃんと二人、浮き輪を持って川に飛び込んだ。
バシャーン!
「寒―い!」
声が弾む。父さんが「深いとこ、行くなよー。」と岸辺から声をかける。着いたらすぐに泳ぎたいから、家から水着を履いてきていたのだ。冷たい!海と違ってなんで川はこんなにも冷たいのだろう?膝より少し上くらいの深さの所で何度も倒れては立ち上がりを繰り返し、川を身体全身で感じる。気持ちいい。なんて気持ちいいんだろう!
「さむっ。」
父さんと母さんも入ってきた。父さんは泳ぐけど、母さんはいつも足しか入らない。 父さんが近寄ってきたので、両手で水をすくってバシャバシャかけた。
「やめてやめて、まだ無理!」
一回全身川に入らないと、水が冷たすぎるのだ。「いくで~、いくで~。」と言って、父さんは両手を広げて後ろへ倒れ込んだ。
バシャーン!
「うぁ~、気持ちいい!」
父さんがそのまま泳ぎながらこちらに向かってきて、僕たちの足を掴もうとする。きゃーきゃー言いながら逃げ回った。僕たちは逃げながら浮き輪で潜っている父さんの頭をバシバシ叩き、撃退する。
それから父さんは、僕たちを追い回すのにあきたらしく、シュノーケルを着けてエビ玉を持ち、川エビ捕りを始めた。川に来ると父さんはいつもエビ捕りをする。すると兄ちゃんが小声で、
「おい、ミナト。水鉄砲持ってこよう。」
と言って取りに行く。百円ショップで買った緑の水鉄砲。鉄砲というか、筒状になっているところに、引っ張って水を吸い込み、押して吐き出すタイプのやつだ。かなり威力がある。
僕たちは気付かれないようにこっそりと近づき、流れの速い浅瀬で潜っているその背中めがけて、二人一斉に、
「くらえ!」
と、攻撃した。ビシャーー!と父さん背中で面白いくらいに水がはじける。
「むううう!」
起き上がり、シュノーケルをつけたまま何かを叫んだ。手に木の棒みたいなものを持っている。違う。あれは川エビだ。川エビを持ったままそれを突き出し追いかけてくる。
「逃げろ!」
バシャバシャと川の中を走り回る。僕たちはそうやって照り付ける太陽の下、疲れ果てるまで遊んだ。
川で冷えた体を、河原の石の上に仰向けに寝て温める。凸凹しているけどとても心地よい。背中から体力がゆっくりと回復していく様子が感じられる。一時休んだ後、
「よし!テント建てるぞ。」
と言ってきた。大きなバックからカシャカシャとテント生地のこすれる音がする。もう一つのバックからは銀色の細長い棒を何本も出してきた。父さんは説明書を石で押さえ、それを見ながら細長い棒をつなげて一本の長い棒にする。それをテントの真ん中に通す。
「ユウイチ。向こうの端を穴に入れて。」
父さんは兄ちゃんに頼む。
「僕もやりたい!」
というと、ミナトはこっちと言って対角線上に棒を通してきた。僕はその棒の端をテントの端にある穴に入れる。
「よし、いくで~。」
と言って父さんがテントを持ち上げる。ぐわぁ~っと空気が入ったみたいに大きくなって一瞬にしてテントができた!
「すごい!やったぁ!」
兄ちゃんと二人、我先にと入ろうとする。
「まだまだ。」
父さんは笑いながら止めてきた。もうちょっとやることがあるみたいだ。早く入りたい。母さんも加わって父さんと二人でテントを完成させる。僕たちは周りをうろうろしながら待った。
「はい。出来たよ。」
入口のチャックを開け、サンダルを脱いで入る。洞窟の中にいるみたいだ。秘密基地みたいだ。小さな空間が僕たちを興奮させる。
「寝てみよう。」
と兄ちゃんに言い、寝転んだ。気持ちいい。兄ちゃんも気持ちいいと言って嬉しそうだ。父さんと母さんは晩御飯の準備を始める。テーブルのセッティングやらお皿や飲み物を用意していた。テントの中から見ていたけど、なんだかだんだん暑くなってきた。河原の石の熱が、太陽の光が、テント内にこもる。
「暑い!」
と言って飛び出したら、父さんが笑いながら、
「まだ暑いろ。それじゃあ、二人で薪拾ってきて。」
と言ってきた。仕事だ。しかも面白そう。
「よし、ミナト。どっちが多く取ってこれるか競争だ。」
兄ちゃんと二人で駆け出して、我先にと広い河原に落ちている枯れ木を集める。まるで宝探しだ。いい感じの大きさの枯れ木がたくさん落ちていた。二人とも両手に持てるだけ持って帰った。
「ほら、こんなに取って来たで。」
バラバラと集めてきた枯れ木を落としながら自慢する。母さんが喜んでくれて、僕たちは大満足だ。
「ご飯は何?バーベキュー?」
「違うよ。カレー。」
「やった!カレーだ。」
「でもこれで。」
母さんが取り出したのは、レトルトカレー。僕たちのやつはキャラクターの絵が描いてある。
「非常食よ。地震が起きた時とかに備えて置いておいたもの。食糧を用意しておかないといざというときに困るでしょ。それでこれは、その時のために用意していたもの。でも、あまり長く保存しといたら、知らない間に腐ってしまったら困るよね。だからこうやって時々みんなで食べなきゃだめなの。」
「地震が起きるの?」
「ううん。今は起きてないよ。これは練習。」
「ふ~ん。でもスーパーに行けばいっぱい食べ物あるよ。みんなで買いに行けばいいじゃん。」
「スーパーの食べ物も、みんなが一気にたくさん買えばすぐに無くなるし、道路も壊れて車が通れなかったら、お野菜とかお米とかお菓子とかも運べなくなるでしょ。だからこうして前もって準備しておくの。」
「知ってるよ。備蓄って言うんでしょ。オレ授業で習ったよ。ミナトも全校生徒で防災訓練やったやん。忘れた?前に父さんに聞いたら、ちゃんと備蓄してるから大丈夫って言ってたよ。」
兄ちゃんが言った。
「じゃあ今日は、防災キャンプだ!」
「おっ、いいね。防災キャンプ。母さん、僕たちもお手伝いしたい!」
「じゃあ、クーラーボックスの中にあるお水持ってきて。」
みんなで晩御飯の準備をする。カレーとパックご飯を、卓上のガスコンロで水を沸かした鍋に入れて温める。その間に、テーブルにお皿やスプーン箸を用意して、コップにお茶を入れた。
父さんは一人缶ビールを飲んでうまそうな顔をしている。ガサゴソとバックをあさり
「これもあるで。」
と言ってカップラーメンを見せてきた。前に一回だけ食べたことあるやつだ。体に悪いからあまり食べちゃいけないって言ってたのに。しかもカレーとラーメンの晩ご飯なんて最高じゃないか。
「頂きまーす。」
夏の虫の鳴き声がさざめく誰もいない広々とした河原で、僕たちの声だけが響いた。うまい!おいしいね。みんな笑顔だ。そうだ。これは夏休みの絵日記の題材にしよう。そう思った。
デザートにはマシュマロを食べた。僕たちがとってきた枯れ木を燃やして、竹串に刺したマシュマロを軽くあぶる。父さんのマシュマロは火に近づけ過ぎて燃えていた。みんな笑う。暗くなってきてから最後に花火。シュー、バチバチ、シャー、バン!バン!いろんな音とともに暗闇の中に火花が躍った。河原の石に光と影が揺れる。
「よーし、寝るぞー。」
と、なぜか父さんは気合を入れる。テントに入るともう暑くはなくなっていた。母さんは化粧落としたりいろいろあるって言ってたから、父さんと兄ちゃんと僕の三人で横になる。メッシュにしている入口から出口へ気持ちいい風が吹き抜けていく。夜空にはつかみ取れそうなくらいはっきりとした綺麗な三日月が浮かぶ。瞬く星々。星なんてこんなにもじっくりと眺めたことないから、きらきらと揺れるように光っているなんて知らなかった。興奮してすぐには寝られないと思っていたけど、たくさん遊んだからだろう。疲れていつの間にか眠りについていた。
ガシャガシャと誰かが河原の石を踏む音で目を覚ます。うっすらと光が指している。起き上がりテントの出口を開けて外にでる。空気がひんやりとしている。テントに雫がいっぱい付いていた。
「おはよう、ミナト。」
父さんだ。おはようと返す。コーヒーを淹れて大きめの石に座り、美味しそうに一人飲んでいる。
「雨降った?テントが濡れてる。」
「違うよ、朝霧。」
「アサギリ?」
「川を見てごらん。湯気みたいに川の上にもぉあってあるでしょ。あれが霧。朝早くに太陽が出てくる前に出来るから朝霧って言うんだよ。」
「ふ~ん、ねぇ今何時?」
「今・・・六時前。」
「川の近く行っていい?」
「いいけど、入るなよ。」
「はーい。」
川辺を歩く。ここはほんとに流れのない静かな川だ。霧がかった川に向こう岸にある山々が神々しく映る。
「じゃあ、最後に渦巻きやりまーす。みんな入ってぇー。時計回りねぇー。」
チャプンッ
(ん?魚?)
静寂した水面に一つ波紋が広がって、深緑色の壮大なキャンパスが揺れている。魚が飛び跳ねた。いるんだ魚。また飛び跳ねないかな?ジーっと水面を見つめる。視界の左側に銀色に光る魚が飛び跳ねて出てくる。あっ、魚!やった、見れた!チャプンッ。再び波紋が広がる。ゆらゆら揺れている。大きく、大きくなる。どんどん、どんどん大きくなる。揺れもどんどん、どんどん大きくなる。え?何?足元に波が来る。何度も何度も波が来る。パシャ、パシャ、パシャ。波紋が渦に変わっていく。時計回りに渦が巻いてくる。渦が強くなる。その中心をわからない恐怖におびえながら、じっと見る。黒い光が二つ。何だ?あれは。目?目か?こっちを睨んでいる。僕を睨んでいる。父さんを呼ぼうとする。声が出ない。足が震える。逃げたいけど、動かない。動けない。
「キャー!」
目を開ける。ハッとする。ここは?一瞬考える。プールの2階にある見学席。
「お、お前ら!ど、どうした!止まれ!止まりなさい!」
ただ事ではないアカギ先生の声に立ち上がり、柵に駆け寄る。白いペンキが剥がれて、所々に錆が浮き出ている柵。柵を握りしめる両手に錆で剥げたペンキがザラリと不快に伝わる。
先生があたふたしながら叫んでいる。首から下げている笛が大きく右へ左へと揺れる。プールが、さっきまで見ていた夢のように渦巻いている!友達が、みんなが渦巻きの中を叫びながら流されている。これは?いったいどういうことだ?なんでさっきまで見ていた夢?あの渦はなんだ、何なんだ!何なんだよ!
みんなの叫び声が止まらない。何人かの児童は、自力でプールサイドに飛び上がる。プールサイドにしがみついたままの友達を助けに走り、つかまれ!と手を伸ばす。なすすべもなく渦巻きの流れに助けてと叫びながらおぼれる寸前の子。補助のオウチ先生がジャージを着たまま飛び込んだ!流されている一人の子をがっしりと受け止めて、プールサイドに押し上げた。濡れた髪を無造作にかき上げ、次に助けるべき子を見やる。押し上げられた子は両手両膝を着き、ゲホゲホと苦しそうにうなだれている。オウチ先生の行動を見てか、アカギ先生も飛び込んだ。一人受け止めては、プールサイドに押し上げ、一人受け止めては押し上げ、何とか全員渦巻くプールから脱出する。
はぁはぁ、ゲホゲホと全員のあらい息遣いが、安堵感が、疑問が、プール全体に広がる。全員がプールの中心を見ている。ゆっくりと未だ渦巻くプール。プールの真ん中には黒い光が二つ。これは?さっき夢で見たやつ?これはついさっき夢で見たやつだ!みんなにも見えているのか?どういうこと?僕のせい?僕のせいなのか?僕があいつを呼んだ?僕があいつを夢の中から連れてきた?恐怖で震え出す。なんの恐怖だ?自分への危険?それともみんなへの危害を恐れて?膝が震える。柵を掴んでいる手に力が入る。力を入れてなきゃ、真っ直ぐ立っていられそうにない。そんな気がした。僕のせい?いや、僕のせいだ。そうだ、僕のせいだ。僕のせいでみんなを危険な目に合わせた。まただ、また僕のせいで。柵を掴んだままうなだれる。
「ごめんなさい。」
小さくつぶやく。それから大きく息を吸った。
「ごめんなさい!僕のせいだ!僕のせいなんだよ!みんな、ごめん!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい、ごめんなさ・・・。」
ぼろぼろと涙が出てきた。
声に気付き、全員が訳も解らずミナトを見上げた。なんでミナトが泣いているんだ?なんでミナト君が謝っているの?ぽつりぽつりと声が聞こえる。
駆け出した。階段を下りて、飛び出した。学校を出る。全速力で走る。走る。涙を拭いながら走る。自分のせいでみんなを危険な目に合わせた。迷惑をかけた。あいつはいったい何なんだ。バケモノ?僕を見ていた。黒い目で。悪いもの。悪。なんで、僕に?目的はなんだ?僕か?僕を連れて行こうとしているのか?あいつは僕を何処か別の所に連れていくつもりなのか?どこに?水の中に?そうだ、きっとそうだ。一度僕を連れていきそこなったから、狙っているんだ。だったら僕は帰れない。どこにも帰れない。また誰かを危険な目に合わせてしまう。
僕は一人でいなくちゃ。一人でいなきゃダメなんだ。
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