1章 23話

なんなの?あいつは…


私はハーブの入浴剤が入った湯船に浸かりながら考えていた。


あの時、なんでチンピラは逃げたんだろう?


『おだわら』って言ってたな、


なんかのおまじないか?


意味もない推測をたてながら、お風呂から出て寝た。


ーーーーーーー


月曜日。


また新たな1週間がスタートする。


6時に起きて、支度して7時半に家を出る。


学校に行って授業を受けて、お昼ご飯は屋上で。


「あ。」


また銀髪がいる。


今度はこっちを見向きもしない。


私は無視してお昼ご飯を食べる。


またどうせいないだろうと思い、振り返ろうとすると


「おい」

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