1章 12話

やっとお昼休みが終わり、コンビニで買ったパンとヨーグルトをもって屋上への階段を駆け上がる。


「楽しみだなぁ。」


口元が緩みながら屋上に入った。


「あ。」


そこには銀髪の姿。


入ってきたことに気づいた銀髪はこっちを見て、直ぐに戻した。


銀髪も友達いないのかなぁ。


そう思いながら、パンを食べた。


「!!!」


めっちゃ美味しかった。もっと買っとけばよかった。


「…い」


メロンパンとかも試してみようかな〜。


「…おい」


カスタードとか入ってたような??


「おい!」


「…え?」


声がする方向に振り返ってみると銀髪がこっちを見ていた。

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