1章 10話

コンビニに行くには、バス停に乗らずに15分くらい歩かないといけない。


「めんどくさいなぁ。」


でも、昨日も食べてないし、お昼も食べないってなったら倒れちゃうよなぁ。


そんなこと考えながらコンビニまで歩いていった。


「いらっしゃいませ〜」


朝のコンビニは結構人が多い。


サラリーマン、学生、OL…


「美味しそうだなぁ」


私はチョコレートパンとヨーグルトを買った。


「ありがとうございました〜」


美味しそうなパンとヨーグルトを買って、少し幸せな気分になった。


「…あれ?」


コンビニを出ると、見覚えのある髪の色の男の人がいた。


屋上で見たイケメン不良銀髪だ。


制服を着ているのにもかかわらず、周りにはスーツを着ている男たち。


結構イカつい。


そして彼は真っ黒な車の中に入っていった。


なんか怖いな…


そう思いながら、バス停に向かった。

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