異世界で聖剣を探せず死んで元の世界に戻ってきましたが、聖剣が何故ここにあるんだ?

@kuuhaku06

第1話

一二三!ここにもないみたい。


ここにもないのか…


———彼女が呼んだ通り俺の名前は一 一二三(はじめ ひふみ)日本から異世界で転移し、能力を得て勇者になった。


俺は人類の主敵である魔王を殺す為に何千個の洞窟やダンジョンを巡って聖剣を探し続けたが、結局今日も探せなかった。


当然、聖剣っていうのは魔王を殺す為必要になる剣…今までの勇者たちが魔王が復活するたび魔法を殺したあの剣だ。


元々は世界樹の下のダンジョンにあると伝説に書いていて行ってみたが、聖剣はなかった。


だから俺たちはずっと聖剣を探す為洞窟、ダンジョンなどを探索しているのだ。


仕方ない、今日はもう帰ろう。


そして明日も探索だから酒飲まないで早く寝ろ。


分かったよ…


そんなことより今度オープンした店の店員が超綺r…


おい!その先はトラップが…!


あっ!畜生忘れてた…。なんだ、何も起こってない…


きゃあああっ!


俺と他の奴らは無事に出たけど、バートンを押した戦士と隣にいた聖女は数千匹のデースナイトと高位悪魔たちに囲まれた。


畜生!


俺は一瞬の迷いなく仲間を助けにわざとトラップに落ちて戦士と聖女が逃げるための時間を稼せげた。そして…


あの日、異世界にいた俺は死んだ。


どっかで見た天井だ。


とか言って日本で起きたのが数日前のこと。


結局一人で数千匹の魔物と戦うのは無謀だったかな。


疲れた俺はデースナイトにすき間を見えたので致命傷を許した。だから俺は死んだのだ。


なら今は何をしていたの言えば


「普通に学業に忠実している。」


それだけだ。


正直に仕方なかった。何故なら日本に戻って残ったのは俺の


身体能力しかないから… 日本に戻った後、魔力は理由は知らぬけど


感じない。その身体能力すらも山を一回に壊すんだとかそんなのは


ないし… UFCに出る選手たちよりちょっと上だと思う。


そんな平凡な日々をすごいていた途中、終礼の時間に友達のたけしが話をかけた。


田村たけし、俺が幼稚園の時から出会った悪連だ。


ヤンキーみたいな印象に友達も多いヨキャめ、静かにいたい俺には


奴が近づくのがよくなっかたが… でもこんな俺にもよくしてくれる性格

でいい奴だと思う。


おい一二三!俺たちもうすぐ夏休みだけど男なら度胸テストぐらいするべきだな!


俺もまだ行ってなかったけど、うちのばあさんの家の近所にお化けが出るんだというミステリーな洞窟があるって!みんなと一緒に行こうぜ!


俺は異世界でお化けを退治するクエストもしたから別に怖がることなどないから行くとした。


別に異世界の未練を捨てなかったからお化けがもしあるかもとして行くのはない。


お化けが出る… まぁ、やることもないから行ってみようか。


お!一二三!どうしたんだ?お前がこんなところを行くなんて。


引き籠りみたいに家に引き籠ってばかりの人じゃないんだよ。俺も動きたい時だってあるし…俺は先に行く。後で連絡しろ!


怖がって連絡無視すると俺が家に行くからな!


お前こそ。


たけしとふざけた会話の後、家に帰る途中考えた。


考えてみれば洞窟といい記憶は別にないな…


そういうのが元々異世界の洞窟にはトラップが多いし、魔物も多いしずいぶん諄いからだ。


結論的に俺が死んだところだし、なんか苦笑いになる。


まぁ、それでもいい記憶がないのではないな。


そう、洞窟の中で閉じこまれてた聖女に会えた事とか…


あいつはよく生き残ってくれたかな…


そんな疑問を持ちながら俺は家に帰った。



おっす!おおっ!今日全員多く集まったな…特に一二三!お前が本当に来るとはな…!兄貴は涙が…あぁっ!なにするんだ!


黙れ…そして俺はこんなにいっぱい来るとは思わなかったんだ…畜生。


あいつがヨキャなのは分かっていたが、こんなに多く来るとはな…


なにこれ…少し見ると50名超えるみたいけど。


まぁまぁ、落ち着けどうせここまで来たからもう戻れないでしょう?避けないなら楽しもうぜ!この兄貴のアドバイスだ。そして…よくやったらお前も恋愛w…


言っていたあいつに力を込めたアッパーを見せてくれた。


…死なないぐらいにな。


おいおい…なんだまだ顎が痛い。最近兄貴に秘密にしてトレーニングでもしたのか?


隣に俺のアッパーを味わったたけしがあいつの友達と一緒に洞窟に入って探索をしている。


おぉーきっと昔にこんな広い洞窟はなかった気がするんだけど最近に作られたのか?


こら俺の話を無視するなよ…そして俺も知らない、この洞窟は誰も知らずに出たと言われるみたいだ。だからミステリーなのだ。


誰も知らずに出た…か…なんか異世界の洞窟っぽいな。そっちも突然出るもんだよな。まぁ、出過ぎて問題けど。


そんな考えをしていた途中


”あああああああぁっ!お化けだ!”


あっちで誰よりも早く行ってた三人が早く洞窟の外へ逃げ出した。


へぇーあいつらビビったんだお化けなんか実際にあるわけがないじゃん


なんだろう


あれはただビビったから逃げるのではないような…?


きっとこんな状況どっかで見たのが…


ウム?


そういえば横で笑っていたたけしの笑い声が聞こえない。


たけs…


俺はおかしいだと気づいた。


たけしの瞳は震えていて顔からは汗が、そして体も震えていた。


それは極度の恐怖を感じる人がする顔だった。


ああああああああああああああっ!


おい!落ち着けろ、たけし!


叫んだが結局たけしはすぐ逃げ出した。


だがおかしい


俺が知るたけしはお化けを怖がったり、行く前にビビるそんな奴じゃなかった。


そんなに恐怖を感じる表情はおかしい。


もしかして…


俺は前に行ってみた。


前へ


前へ


ずっと前へ


前へ進むほど悲鳴の声は少しづつ静かになったそしてどんどん俺が知っている、長い間一緒にいた気配が感じた。


その気配は…


「魔力」


それもとても新制な種類の


俺は走った。


なら理解できる。


先、やつらが何故悲鳴をあげ、極度に怖がったのかを


やはり


奥にはお化けたちがいた。


お化けたちは魔力が満腹するところが好きだ。


だからお化けたちが集まっていたのか。


そしてお化けたちのパッシブスキル「恐怖」。


近づいた敵を恐怖に震えさせることで逃がせるスキル。


元々は初心者冒険者だけ逃げるぐらいだが…


ここの人間は魔力がないから。


疑問は解けた。


だがもう一つの疑問


このお化けたちが来るほどの魔力が何故この洞窟にあって、


そしてそれが奥に行くほど濃くなるのか


は?


なんだこの扉


何故洞窟に扉があるんだ。


だがその疑問はすぐ解けた。


その中に魔力の源があるからだ。


俺は気を付けて扉を開けた。


あっ…なんだ。目が…


部屋の真ん中に俺が探していたとあるものがある。


それはとても神聖な姿態ですごく輝いて大量の魔力が込まれていた。


まさか…?


そう、俺が探していたもの。


魔力の源?ここに魔力がある理由?


否、そんなもんじゃなく俺が異世界にいたころからずっと探していたもの。


俺は震える右手で剣をつかんだ。


そしてやっと俺は…









---聖剣を抜いた。 ---









は…はは….


笑うことが我慢できなかった。


ははは…はは…


それは喜びからでる笑いではなく


なんでこれがここにあるんだ…


すごく虚脱し空虚な笑い。

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