短編と両方読ませていただいています。
王弟は短編に比べて手抜き教育で育てられたポンコツスペア、王妃は母親の自覚がない天才(思い込み)弟を産んだことを自分の功績と思い込み継承順位をひっくり返すことにご執心と短編より状況が厳しい!
ライハルト、よくこの状況で母親から緩やかな毒を盛られたりしていなかったな。バカ王子で自滅すると王や王妃にも強制力が働いていたとかかもしれないけれど、ごく身近な人しか味方がいない状況で、継承権を放棄すれば生き残れると考えてるのはおめでたい頭としか思えない。
原作を知ってるから端から脱出することが正解だと思いこんでいるのだろうけれど、ある程度リアルな権力闘争だとは感じず、乙女ゲームとざまぁ小説の世界だと思って甘々なこと言ってると死亡しそうな薄氷の立場。
能力不足の王弟や短編の没落弟みたいに除籍されたけど継承権は持っている男爵家(王家と侯爵家の血統優良種)とかわけわからない王家の血筋が残って将来的にこの国を担う可能性を残すとか、不安しかない先行きなので、ぜひ長編版では有能な側近・家臣団を抱えて君主になり、曇りのないハッピーエンドになることを祈ってます。
自分も素で記憶力だけが異常な凡人にあたる人間だけど、現実でも記憶力がいいだけで凄い頭がいいと誤認する人が多いのはなんでなんだろうね?
ソロバンとかそういう脳トレ系の努力をして脳の活性化させてる人のほうが総合的に頭いい人多いよね?
噂って怖いんだなぁ、と頭の悪い私は思います
編集済
この作品って現代日本社会のアンチテーゼのような気がしてきた…
学歴社会の日本
同じ勉強を複数人同時に行うことで『簡単』に子供たちの理解力・記憶力差を測ることが出来る。
それを基準にした試験という入学条件
有名校卒業で得られ易い大会社就職への道
まぁ俗に言うエリートコースですね。
学業成績は選別のリスク回避の指針として判断し易いんですよね。
何せほぼ公式の社会基準になってますから…二度言いますけど判断し易いゆえに。
覚えの悪い人を簡単に篩にかけられるというメリットもありますけね。
まぁイチ経営者としては楽で有難いけど、問題起こすくらいなら物覚え悪くても真面目で社員と上手く付き合える人の方が有難いなあ…
職場に問題無ければその方が長続きしてくれますしw
ただ、そんな人を周りが王と望むなら気苦労も絶えないでしょうね。