偽妖精神の囁き(モチーフ解説)
◆名前について
マジカル ガール(Magical Girl)の似非アナグラム。
まじかるがーる。まるがりたじっか。
「マルガリタ」は十四救難聖人(簡単に説明すると、名前を呼べば助けに来てくれるとされている聖人)のひとり「聖マルガリタ」から。
「ジッカ」は日本語っぽい響きなので。
少なくとも「実家」ではない。漢字を当てるとするなら「実花」「十華」「十戒」あたりか(しかし「十戒マルガリタ」はキラキラネームにも程があると思う)。
◆モチーフについて
モチーフは魔法少女。これに尽きる。
リリカルとかマギカとかの時点でそうである。ただし、未だに本編に触れてない作品もかなりあるので、怒られても仕方なし。
◆設定関連の元ネタについて
特に影響を受けたのは大陸産ソーシャルゲーム『Last Origin』で、「物語の中の魔法少女として造られた」という設定はこの作品に登場する『魔法少女マジカル☆モモ』のリスペクト。
『Last Origin』ではレプリカント(人造人間)SF的な文明が滅んだ後の荒廃した世界を描くポスト・アポカリプス作品で、軍事や産業に関わるプロフェッショナルから家電扱いのものまで、数々の精神・肉体的な問題を抱えたバイオロイド(優れた人間の遺伝子・筋肉を強化する特殊な粉末・金属骨格を元に製造された人造人間)達が登場する。
SW2.xのルーンフォークとは「用途別に様々なタイプが製造されていた」「人造人間の扱いが酷かった」「新しく造られる事はもうないが、各地に残った遺物によって再製造され続けている」という共通点があり、舞台的にも「文明が滅びた後の世界」という点は一緒である。
一緒である。あるっていったらある。あるんですわよ。
私のルンフォPCの元ネタは大体この作品(ビジュアルの下ひ……過激さばかりが目立ち非常にオススメはしづらいが、「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄氏がSNSに“個人的に”二次創作小説を投稿していた程度には魅力的な世界観を持つ作品であることは保証する)。
マルガリタの元ネタのひとつである「魔法少女マジカル☆モモ」は女児向け特撮番組の主人公を演じていたバイオロイドで、「自身が作り話の魔法少女を演じさせられている」事を理解した上で「魔法少女としてのこだわりを持つ」キャラクターである。
他にも「自身が役者である事を完全に理解している悪役」や「製造時の手違いで演劇の設定を現実のものと強く思い込んでいて、敵“役”を執拗に追い回して殺そうとする次作主人公」なども登場している。
ルックレム大蛮王や性格面のギャップは前者、〈アステリリカルステッキ〉は後者の仕込みステッキのリスペクト。
◆見た目について
閉じ目・髪色は前述の『魔法少女マジカル☆モモ』のリスペクト。ただ、マジカル☆モモは別に糸目キャラではなく、基本立ち絵が目を閉じた笑顔なだけだったり。
革鎧の下に古びた舞台衣装を着ている(※1)のは『Fallout』シリーズの「くたびれた現代服の上に寄せ集めのガラクタで作ったアーマー」や『レイアース』の「制服の上に鎧」といったスタイルが大好きなので。
(※1……本来、キャラシには自作の立ち絵が載せてあるのですが、おおよそ外部に見せられるような出来ではないのでご想像にお任せします)
◆強化形態(※2)について
どちらかといえば特撮寄り。ただし特撮にそれほど詳しくないのはひみつ。
◆イメソンについて
「中高生の一次創作?」って言った者からぺちぺちするかんね。
Perseus -ペルセウス-/鳥谷ひとみ、String Theocracy/Mili
あくまでイメソンなので魔法少女系ではない。「そこも揃えるべき」? そうかも……
前者は風属性の
後者は魔動機文明のマルガリタ・イメージ。個人の思うイメソンであって、やっぱり似合うかどうかは別なのが悲しいところ。
(※2……強化形態はマルガリタが興味本位で袖を通した、劇団跡に遺されていた色褪せた衣装を、袖を通した事のある服に変化させられる〈千変万化の衣〉で再現したものを指す。詳細は『アステリ☆マジカふぁんカタログ〜お着替え編〜』にて後述)
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