第6話　恋歌⑥

「恋歌⑥」


二度目のデートは雨の中

君が隣にいるだけで

こんなに雨が美しい

青い景色のハイウエイ


魚町銀座アーケード

二人寄り添いショッピング

お昼は少し粋な店

君の笑顔がまぶしくて


あっという間の午後の時

まだまだ止まぬ雨の中

相合い傘での車まで

恋人同士に見えるかな


雨の高速道路突っ走る

低い車体に水しぶき

次の約束したいけど

言い出せなくて言えなくて


夕映えせまる雨上がり

君を降ろして帰り道

うなだれ帰る宵の道

さっきまでいた君いない



From yuka

「今日はありがとう。」

「また行きたいね。」







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る