10.厨二病のちバーチャルマリッジ


 深夜に奏太からの電話があった翌日の土曜日、小夢は今までの人生で一番のおしゃれをして、最寄り駅の銅像前に立っていた。

 現在の時刻は朝の九時。奏太と待ち合わせた時間までは、まだ一時間ある。

 小夢は数分置きに手鏡で自分の前髪をチェックしたり、スカートのシワを直したりと落ち着かない。

 久しぶりに付けたコンタクトの違和感もあった。この服で良かっただろうか。化粧は濃すぎないだろうか。とにかくそわそわする。


 短くも長くも感じられる時間が過ぎ、ちょうど待ち合わせた時間の五分前——九時五五分に奏太は現れた。


 傍目にも気合が入っていると分かる小夢の装いに対して、奏太の恰好は普通だった。無難なシャツにジーパン、普段通りの髪形。特別ダサくもないが、決しておしゃれでもない。凄まじく普通の格好だ。


 しかし小夢はそんなことは露ほども気にせず、自分の今日の恰好が奏太にどう思われるかということで頭がいっぱいだった。

 近づいて来る奏太の気配に鼓動が早くなり、小夢は熱くなってきた顔を手で仰ぐ。


「根上さんもう来てたんだね。待たせた?」


「ううん! 全然! 今来た所!」


 小夢はブンブンと音が聞こえそうな勢いで首を横に振って、笑顔を作る。

 奏太はそんな小夢の姿を無言のまま上から下まで見て、一つ頷く。


「今日はメガネしてないんだね。なんか根上さん、いつもよりかわいいと思う」


「!?」


「さて、それじゃあ早速だけど行こうか」


 小夢は勝手にニヤけようとする口元を必死に押さえつけながら、あくまで自然体を装って、歩き出そうとした奏太に尋ねる。


「そ、そういえば、今日はどこに行くの?」


「あれ? 昨日言わなかったっけ?」


「へ?」


 小夢の動きが止まる。


 そう言えば、昨夜は奏太からお出かけの誘いをかけられたことが衝撃的過ぎて、それ以降の話をほとんど聞いていなかった。

 小夢が頭に記憶したのは、奏太と一緒に休日にお出かけするという事実と、その待ち合わせ場所と集合時刻だけである。それ以外にも何か言っていたような気がするが、ほとんど覚えていない。


「あるカフェに行こうと思うんだ。そこで根上さんに会わせたい人がいるから」


「会わせたい人……?」


 小夢の額に一筋の汗が流れる。もしかしてこれは、奏太との二人きりのお出かけではない……? もしかして、いわゆる『デート』に分類されるような行為ではないのか……?


 小夢は自分が、自分にとって恐ろしく都合の良い解釈をしていたかもしれないという事に気付き、笑顔が凍り付く。

 人の話を最後まで聞かず勝手に舞い上がっていた自分自身に死にたくなるような恥ずかしさを覚え、真っ赤になった顔を俯かせる小夢。

 


「——む? おぉ、双天のエンジェルではないかっ!」



 その時、奏太のものではない異質な声が響いた。小夢がハッと顔を上げるとそこにいたのは、整った顔立ちの青年だった。

 真っ赤な長い髪をヒモで一つに縛り、漆黒の装いを身に纏った上に、背中には黒いマントを付けている。手には黒の指ぬきグローブ。首元には黒い宝石のネックレス。


 なんていうかとても〝濃い〟。

 顔立ち自体はアイドルでもやれそうなさわやかなイケメンだが、それ以外の要素が怪しさ満点である。


 やばい人に絡まれた思った小夢は、愛想笑いを浮かべながらスススとその場から離れようとするが——、


「あぁ、太郎か」


 奏太が街中で知人に出会ったかのような軽い調子で返事を返した。——というか、奏太の知人である。


「その名で我を呼ぶな! 我のことは〝漆黒の幻影アビスファンタズム〟と呼べと何度言えば」


 眉を吊り上げて奏太をにらむ謎のイケメン。しかし奏太は涼しい顔でその視線を受け流している。

 そんな奏太の影に隠れている小夢は、その耳元にささやいた。


「だ、誰……? 相川くんが私に会わせたい人ってまさか——」


「いや違うよ。彼は神宮寺じんぐうじ太郎たろう


 奏太が手で謎のイケメン——太郎を示して言う。


「なんていうか、まぁ、知り合いかな。ちなみに大学生」


「フハハハハっ! 〝知り合い〟などとはまた生ぬるい表現を! 我とエンジェルはもはや〝盟友〟とでも呼ぶべき関係! 恥ずかしがらなくてもよいぞ!」


 『エンジェル』。太郎が奏太のことをそう呼んでいるのを聞いて、小夢はあることに気付いた。

 このまるで『天使エンジェル』というイメージが似合わない奏太のことを、もしそう呼ぶ相手がいるとすれば、奏太がブイチューバーの天使子を演じていると知っている人物くらいのものだ。


 小夢は奏太に小声で尋ねる。


「もしかして……ブイチューバーやってる人?」


 そんな小夢の声を耳聡く聞き取った太郎が、小夢を見てニヤリと笑む。


「ほう、まさか初めて邂逅するなんじもまた〝ソウルメイト〟か?」


「そ、そうるめいと……?」


 いきなり飛び出た謎のワードに小夢は困惑する。そんな小夢に奏太が補足した。


「ソウルメイト。『ブイチューバーの同業者』って意味だよ。太郎が勝手に作った言葉だけど」


「じゃ、じゃあ、あなた……えっと、じ、神宮寺さんも——」


「是非、〝漆黒の幻影アビスファンタズム〟と呼んでくれ」


 太郎が自分の顔に掌をかざし、意味深な笑みを口元に刻む。小夢と太郎が見つめ合い、謎の沈黙が生まれる。


「…………」


「…………」


「いや、神宮寺でいいよ。太郎でもいいけど」


 奏太が口を挟んだ。


「……神宮寺さんも、ブイチューバーをやっていらっしゃるんですか?」


「いかにも!」


 バッとマントを翻す太郎。遠巻きにいる外国人の観光客たちが、歓声を上げてパシャパシャと太郎をカメラで撮る。

 それ以外の人たちは、太郎たちに関わらないようにと距離を空けている。おかげで話を他の誰かに聞かれる心配はないが、小夢の胃は痛い。


「汝がソウルメイトであるのならば、この我の秘め事トップシークレットを明かしておこうじゃないか! リアルでの姿は『完璧なる男パーフェクトメイル』——〝漆黒の幻影アビスファンタズム〟。そしてバーチャルでの姿は『完璧なる女パーフェクトフィーメイル』——〝愛真理守アマリス〟。そう! リアルとバーチャルを合わせて理想なる両性を有する我こそ、この世における完璧な存在! 『至上にして究極の生命体ハイエスト』と言う訳だ。ハーハッハッハッハ! フハハハハハ!」


 またマントを翻し、謎のポーズを決める太郎。遠巻きの外国人たちが歓声を上げてシャッターを切る。


 〝愛真理守アマリス〟。

 それは有名なバーチャル美少女受肉——バ美肉ブイチューバーの名前だ。


 見た目は十二歳ほどの可愛らしいロリキャラで、その言動は『厨二病』そのもの。

 当然のように発する台詞のクセが強く、一度ブイチューバーとしてキャラ付けをしても、その設定を活かし切れていない者が多い中(小夢が務める『小悪魔マクア』がその典型である)、デビュー時から今に至るまで完璧な〝生意気厨二ロリ〟を演じ切っている愛真理守アマリスを評価する声は多い。


 ——が、今、目の前の神宮寺太郎という人物を見て、小夢が思うことは、まさか普段ブイチューバーとして見せているあの姿はほとんど〝素〟だったのか……? という衝撃の真実である。


 そんな個性的なブイチューバー愛真理守アマリスの人気は高く、ファンも多い。多くのファンは彼女の魂が男性であることを知った上で楽しんでいる。

 魂が男性であると分かっていれば、安心して恋できると主張する声も多い。一見何を言っているのか分からないかもしれないが、実際にそう言う者がいる。しかし、中にはそうと知らず本気で好きに——ガチ恋してしまう人もいる。


 そういう人たちが後に真実を知ってショックを受けることは『アマリスショック』と呼ばれている。ブイチューバーという不思議な存在だからこそ起こり得る奇妙な現象だ。


 しかしまさか、アマリスの中身がこんなイケメンだとは思わなかった。イケメンの上にこんな〝濃い〟人だとは、なおのこと思っていなかったが……。


「じゃあ太郎。僕たちこの後、用事があるから」


「ふむ、そうか。それは邪魔したな。それではまた必ず巡り合おう! フハハハハっ!」


 高笑いしながらマントをなびかせて去っていく太郎。その背中を小夢が呆然と見つめる。まるで嵐だった。


「さて根上さん、行こうか」


 まるで何事もなかったかのように奏太が言って、小夢を先導するように歩みを進める。


「あ、う、うん」


 衝撃的な出会いに動揺を残しながらも、小夢は気持ちを切り替え頷くと、慌ててその後を追うのだった。




「ここ……?」


「うんそう、ここ」


 待ち合せた駅から五〇〇メートルほど歩いた所に、その店はあった。


 『ファンシー』——看板にはそう書かれており、そんな可愛らしい名前とは裏腹に落ち着いた雰囲気の漂う建物だった。

 木製の味のある両開きの扉には、『準備中』という札がかかっている。


 奏太は扉の前に立つと、迷いのない手つきで扉を押し開けようとする。


「ちょ、ちょっと相川くん。準備中って」


 小夢は慌てて奏太を止めようとするが、奏太が安心させるように言う。


「大丈夫だよ。ちゃんと事前に話は通してあるから」


 そして奏太は、そのまま扉を開け店内に足を踏み入れる。小夢もまた、恐る恐るという足取りで、奏太の背中に隠れるようにしながら中に入った。


 店内は大きめのテーブル席が六つほど並べられており、それとは別にカウンター席もあった。そしてカウンターの向こう側に、恐らく開店前の作業をしている二人の男女が立っていた。

 男性の方は無精ひげを生やした渋い顔立ちで、背は高い。年齢は二十台後半くらいだろうか。

 女性の方は落ち着いた雰囲気の美人で、背は小夢と同じくらい。こちらも年齢は二十台後半ほどに見える。


 そんな男女は店に入って来た奏太と小夢に気付くと破顔して声を上げる。


「あらソウちゃんいらっしゃい。久しぶりね」


「おうソウタ、来たか。遅かったな」


 そんな二人に奏太は軽く頭を下げて言う。


「お久しぶりです、ゆうかさん、康介こうすけさん。すみません途中で太郎と会いまして」


「あぁ、アイツか」


 何かを納得したように頷く康介と呼ばれた男性。


「その子が、ソウちゃんが言ってた子?」


 ゆうかと呼ばれた女性がカウンターの裏から表に出て来て、奏太たちの方へやって来る。ゆうかのお腹が大きく膨らんでいるのを見て、小夢は少し驚いた。


「ええ、そうです。よかったら、少しゆうかさんたちの話を聞かせて貰えたらと思いまして」


「ちょ、ちょっと相川くん。私、まだ何のことかよく分かってないんだけど……」


 困惑する小夢を見て、ゆうかが少し呆れたように奏太を見る。


「もしかしてソウちゃん、私たちのこと何も話してないの?」


「あー、そうですね」


「まったくもう」


 ゆうかは小さく吐息してから、気を取り直したように愛嬌のある優しい笑みを浮かべたかと思うと、その表情を蠱惑的なものに一変させ、小夢に向かって口を開く。



「——こんばんは諸君。魔界より遣わされたバーチャルデビルの、アモデスだ」



 と、色気たっぷりの妖艶な雰囲気を醸しながら、彼女はそう言った。さっきまでの彼女とは別の声。根本的な声の質は同じだが、まるで別人のそれである。


 そしてその瞬間、小夢の脳裏に呼び起されるのは、悪魔の姿をした長身でセクシーな大人の女性——『アモデス』というブイチューバーだ。


「あ、アモデスさんですか……?」


 小夢はポカンと驚いたように口を開けながら、ゆうかに向かって尋ねかける。


「——の、魂ね。知っていてくれてホッとしちゃった」


 ゆうかは楽しげに笑ってそう言った。


 アモデスと言えば、ブイチューバー黎明期から活動している先人たちの一人である。とある炎上騒動を経て、あまり大体的に目立つことは無くなったものの、未だに根強い人気を持っている実力者である。


「え、じゃ、じゃあ、もしかして」


 小夢は大きく膨らんだゆうかのお腹と、カウンター裏でコーヒーを入れている男性——康介を交互に見ながら、疑いの気持ちを込めながら言う。


「あそこにいる方は、ブイチューバーの『ウィル』さんをやってる人……ですか?」


「おう、よく分かったな嬢ちゃん」


 康介がニヤリと笑ってそう言って、トレイの上に三つのカップを載せながら表に出てくる。康介はテーブル席の一つにそのカップを並べると、


「ほら、どうせ話すならそんなとこに突っ立ってないで座れ」


 小夢たちに向かってそう声をかけた。


「ありがとーっ、コウちゃん! じゃあ後の準備は任せたわね!」


「あぁ」


 康介は軽く手を上げると、またカウンターの裏に戻っていく。


「ささ、座って座って」


 ゆうかが小夢と奏太の背中を押すようにして、三つのカップが並んでいるテーブル席に誘導する。


 小夢と奏太が並んで座り、その向かいにゆうかが座る。小夢の前にあるカップにはカフェオレ、奏太の前のカップにはコーヒー、ゆうかの前のカップには紅茶が注がれている。


 ゆうかはニマニマと楽しそうに笑って、奏太と小夢を眺めながらカップを手に取って口を付ける。その瞬間顔色を変え、カウンターにいる康介の方へ振り返った。


「ちょっとコウちゃん! これ私がいつも飲んでるヤツじゃないじゃん!」


「うるせえな、お前がいつも使ってる茶葉がなかったんだから仕方ないだろ」


「え!? じゃあ用意してないってこと!? 私がさっき見た時はまだ残ってたと思うんだけど!」


「いや、無かったと思うが……」


 そうは言うも、康介の語気が少し弱くなる。そして、カウンターの裏にある棚の所をごそごそと探った康介が「あっ」と言ったが聞こえる。


「ほらーっ、やっぱりあったんじゃん!」


「うるせえ! 紅茶くらいで一々文句言うんじゃねえ!」


「紅茶くらい!? それが仮にもカフェのマスターの言葉なの!?」


 その後も離れた位置同士でわーわー言い合いを続けるゆうかと康介。


「あ、あの……」


 突然始まった言い争いに動揺して、ゆうかと康介に交互に視線をやりながらオロオロする小夢。そんな小夢に、コーヒーをすすりながら奏太が落ち着いた声音で言う。


「気にしなくていいよ根上さん、いつものことだから」


「え……?」


 そう言われて小夢は首を傾げるも、一つ思い当たることがあった。あぁ、確かにそうかもしれない、と。



 ブイチューバーが流行り始めた頃から活動する二人のブイチューバーがいた。

 一人は『バーチャル悪魔祓い《エクソシスト》』を名乗る『ウィル』という渋いオッサンキャラ、もう一人は『バーチャル悪魔デビル』を名乗る『アモデス』という妖艶なお姉さんキャラである。


 今では『ブイチューバーVtuber』と略して呼ばれることが多くなった『バーチャルユーチューバー』の黎明期、バーチャルユーチューバーの全体数が今よりずっと少なかった頃。

 新しい時代に我先にと飛び込んだ全員が、ほぼ他の全員のことを把握していたような、企業勢も個人勢も関係なく、バーチャルユーチューバーというだけで、バーチャルユーチューバーを知っているというだけで、そういった同志たちの間に、特有の仲間意識が共有されていたような不思議な時代——まだ『ブイチューバー』という言葉も無かったようなそんな頃、悪魔祓い《エクソシスト》と悪魔デビルという因縁の関係性を持つ二人が、仲良くなったのは自然なことだった。


 男性と女性という異性間ではあったが、あくまで良き友人として二人は共同でコラボ動画を作ったり、コラボ配信をしたりして、お互いの視聴者を楽しませていた。


 二人のコンビの特徴は、悪魔祓い《エクソシスト》と悪魔デビルというお互いのキャラ性をも活かした、喧嘩紛いのお互いに遠慮のないテンポの良い掛け合い。喧嘩するほど仲が良いを体現する男女間の異質のコンビは、その他にはない強みを持って話題を呼び、人気を伸ばしていった。


 しかしブイチューバーという文化が大きくなり、二人の視聴者ファンが増えていくに連れて、ネット上でこんな感想が散見されるようになる。



『あまりウィルさんに馴れ馴れしくしないで欲しい』


『もうアモデス様と関わらないで欲しい』 


 

 この時、二人の中に誤算があったとすれば、『ウィル』と『アモデス』に、彼と彼女が思う以上の〝アイドル性〟があったということである。

 アニメキャラと違いリアルの意思を持って動くブイチューバーは、アニメ以上に視聴者との心の距離が縮まりやすい。まるでリアルのアイドルの熱愛発覚にファンたちが阿鼻叫喚するにも似た状況が作られていた。


 渋くてカッコいいオッサンの『ウィル』や、妖艶で大人の魅力を持つお姉さんの『アモデス』に本気の恋を——いわゆる『ガチ恋』をしてしまうファンが多くいた。


 その結果、自然と『ウィル』と『アモデス』の距離は遠くなり、互いがコラボするようなことは少なくなって行き、昔からの二人のファンである人々の残念がる様が、ネットの隅っこに流れる形となった。


 このまま、もう前のように遠慮ない掛け合いをする二人は見られないのだろう。昔からのファン——古参たちがそう思い始めた時、それは起こった。


 ある日の深夜、『ウィル』は唐突なゲリラ配信を開始した。予告のない突然の深夜配信にも関わらず、それなりの視聴者が戸惑いながらもその配信を見守る中、ウィルはこう宣言する。



『ちょっと今からアモデスにプロポーズするわ』



 そして、その場でアモデスを〝叩き起こした〟ウィルは、すぐ隣にいる『彼女』に向かって言う。



『俺と結婚してくれ。絶対幸せにするから』


『ふぁ……? は、はい。こちらこそ、よろしくお願いする……ます』



 後に『バーチャルマリッジ騒動』と名付けられるそれは、ツイッターの日本トレンドに、『バーチャルマリッジ』、『バーチャルプロポーズ』、『バーチャル結婚』、『ウィル』、『アモデス』という六つが上から順にランクインするような、ブイチューバーの歴史で最も大規模な炎上騒ぎを巻き起こしたのだった。



 ◇◆◇◆



【厨二病】——太郎のこと。


【古参】——この場合、当該する対象の初期からのファンのこと。


【新参】——古参に対して、新しくファンになった者のこと。


【炎上】——インターネット上において、不祥事の発覚や失言・詭弁などと判断されたことをきっかけに、非難・批判が殺到して、収拾が付かなくなっている事態や状況を指す。単に、当事者の言動をキッカケに事態が混乱、騒ぎが起こり、収集が付かなくなることも指す。


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