第4話

「ナマステェ〜昨日帰ってから

さっそくカレーを作って食べたよw」


(あの時間から⁉︎)


「でさ〜作りすぎちゃって〜持ってきた〜w」


(なんだ。

たまには気がきくじゃん。

あの歌のせいでカレー食べたかったんだよね)


「頂きま〜す♪」


(アンタが食うんかい⁉︎

だったら自分の家で食べろよ。)


「隠し味にねチョコレート入れたんだ♪」


(へぇ〜意外にこだわってるんだ)


「隠し味なのに積極的に前に出たがるチョコレートw」


(えっ⁉︎)


「ビックリするぐらいカレーの味しないの〜w

笑っちゃったw」


(どんだけチョコレート入れたらカレーの味消えるんだよ⁈

ケタケタ笑ってるし・・・)


「あぁ〜まっずw」


(でしょうね‼︎)


「不味いからココに置いとくから食べてね〜♪」


(はぁ⁈ドーナツの時はくれなかったのに

不味いって分かってるカレーは置いてくの⁈)


「君のお母さんが

君があまりご飯食べてくれないって心配してたよ〜。

カレー置いてくからちゃんと食べなよ〜」


(心配してくれるのはいいがチョコ味のカレーだろ⁉︎)


「じゃ〜また明日くるね〜♪」


(はぁ〜・・・やっと帰った。

とりあえず風呂入ろ。)


扉を開けるとカレーが置いてある。


(チョコ味のカレー・・・

なんてもん置いて帰ってんだよ)


・・・


好奇心から一口食べてみる。


(なんだ・・・

ちゃんとカレーの味するじゃん。

・・・美味いし・・・)

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