第2話 位置共有

沙耶香は父の仕事を探る為 作戦を模索していた

まず、父の携帯を盗み見るのが

1番手取り早いだろうと、結論つけた。

ただ、父の携帯を盗み見るタイミングが

問題だった。


以前も貸してもらったことがあったが

すぐに取り返されてしまう。


沙耶香は、父 真がお風呂に入っている

間に弄ろういじと決めた。


夜 8時 父が帰宅した。


父のルーティンは、まず 冷蔵庫からビールを

取り出し、一気に飲み干す

それから、サイフ 携帯などを自分の席に置き

スーツをハンガーにかけ

風呂に入るのである。


母は、台所で真の食事の用意をしている


素早く沙耶香は、父の携帯をてにとり

知っているiPhoneのパスワードを入力し

まずメールを見てみた。


中は、空っぽであった。


正確に言うと、ここ数時間できたであろう

宣伝メールしかない。


ラインは、父はしていない

再三沙耶香は、父にライン始めてと

せがんでいたが、面倒くさいの一点張りであった


電話帳をみようとしたところで、

ふと、そうだ!位置共有で父の居場所がわかれば

何かわかるかもしれないと思い


最近買ってもらった自分のiPhoneと位置共有を設定

した、そのタイミングで着信が入り

着信音が鳴り響く


拝みやおが伸子さん娘


と表示された


小学生の沙耶香には、読めなかった

慌てて携帯をもとにもどした。


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