第36話 えっちゃん その6

 そのまま私たちは会館に移動し、みんなが揃うのを待った。

 何となく、先生が逮捕されたと告げられた日のことを思い出す。遠い昔のようだ。あの直前まで、私たちはお祭り、その先に控える大会に向けて、情熱を注いでいた。私たち、というにはみんなに申し訳ない。正しくは、私以外のメンバーは、だ。あの時、連絡を受けた私は、てっきり先生が倒れたのだと勘違いしていた。見舞いの品を調達して、早く元気になって、私たちを指導してください。そういうつもりだった。うーくんには呆れられたけど。私が会館に来た時、そこにはうーくんとおばさんと、あーさんがいた。おーちゃんはちょうど、島に帰っていた。こっこさんは、太鼓を離れてこの会館から足を遠ざけていた。今ではそんなおーちゃんと、こっこさんがいて。私がいる。真反対だ。

 おばさんだけ、練習せず帰ってしまった。ずっと袋へ視線を向けていたので、多分、早く手紙が読みたかったんだろう。残されたおーちゃんとこっこさん、そして私は、会館の押し入れに入っていた太鼓をすべて出した。慈しむように、布で、胴を拭いていく。

「うち、『さけ太鼓』をやめても、太鼓続けます。先生のことは嫌いだし、いっくんも太鼓を辞めたけど。それでも太鼓はまだ、うちのところにある」

 おーちゃんは太鼓を抱きしめた。太鼓と共に生きていく。その表れだ。

 こっこさんは、大の字になって、床に寝転んでいた。

「太鼓は楽しい。だけど、あたしはやっぱりチームとして打つ気はない。

 ここ数日、太鼓を打ってる時は、すっごい楽しかった。でも、私の仕事は太鼓を打つことじゃないっす。『碧楼閣』で働くことです」

 あーさんに向けて言っているのだろう。だけど、あーさんは答えない。隅っこで正座をしたまま目を閉じて、みんなが来るのを待っている。

 いつだって会館に入り浸っているはずの、うーくんの姿はなかった。今日は海岸で黄昏ていると想像できたが、なぜか迎えに行ってあげようとは思えなかった。いつもの私なら、お節介と分かっていながら、喧嘩腰に迎えに行ってあげていたはずだ。いつもの私? いつもの私ってなんだろう。情報を手に入れる度に、私は自分の考えも行動も変えてしまう。

 だったら、情報なんか、耳に入れない方がいい。話題に疎いと言われようが、そんなことも知らないのかと蔑まれようが。私が私でいられるならば、ずっとその方がいい。

 みんなが集まってきた。うーくんは、髪を潮まみれにさせていた。予想通り、長い間海岸で海を見ていたらしい。日焼け止めを塗らないから、シャツから覗く肌は、健康的な色だ。日光に浴びていたせいで、髪も茶色く透けている。すっかり海っ子だ。クラスメイトが見たら、その変わりようにびっくりするに違いない。

 あーさんは、静かな口調で、さっきの話を繰り返した。みんなの中に動揺の波がさざめいたが、異論は出なかった。結局、存続したいと騒いでいたのはおーちゃん、おばさん、こっこさんの三人だけで、残りのメンバーは、どっちだって良かったのかもしれない。

 自分だけでは、どうしようもできないものがある。だからチームのことは仕方ない。太鼓のことも諦める。そうなのか。物分かりが悪いのは、私だけなのだろうか。

うーくんは、「ほら、言ったろ」と言う。

「お前が知らない間に、いっぱい話が動いたんだ。お前はいつも人より遅く知って、必要以上に騒ぎ立ている。俺のことももういいだろ。学級委員だか、代議員だか知らねえけど、正義のヒーローぶって、俺に構うのはやめろ。お前がやるべきことは、俺を学校へ引きずり戻すために太鼓を叩くことじゃねえだろ。勉強しろ」

「うーくんは、太鼓叩かなくてもいいの?」

「おーちゃんやおばさんたちが太鼓を叩き続けるのなら、そこに入らせてもらう」

 またしても、私が知らないところで、うーくんの話は進んでいた。おーちゃんの方を見れば、私に向かってこっくりと頷いてくれた。

「お前は太鼓向いてねえから誘ってないけどな」

 至極真っ当な判断だ。それでもがっくりと肩を落としてしまう。特に、最近の下手さはやばい。やればやるほど、下手くその底なし沼にハマっていく。未だに、上達への糸口は掴めていない。でも、投げ出そうとは思っていない。

 うーくんは、私に「太鼓を続けるのか?」とは聞いてこなかった。お祭りが終われば、私は太鼓をやめるのだと勝手に決めつけているのか。それとも、迷っている、私の心を見透かしているのか。まあ、誘われていない時点で、要するに戦力外なのだ。

 タンタンタン……。雨粒が屋根に当たる音がする。みんなが一斉に天井を見上げた。

「今日は屋内で練習ね」

蟻早さんは見上げたまま、小さく呟いた。勢いはどんどん増していく。うるさいほどの雨音に負けないように打たなければいけない。

 最後の舞台、お祭りに向けて最終チェック。曲、メンバー共に変更なし。

 客席から見て左の方に、締太鼓二つと釣太鼓。ステージ中央に大太鼓。そして、最前列に長胴太鼓を六つ並べる。これが最初の曲の定位置だ。セットし終わると、あーさんとおーちゃんは面に耳を寄せる。トントントントン……鳴らしながら、細かく位置を動かし、微調整する。締太鼓の方は、横のボルトを動かして、音の高さを調整する。うーくんは二人のそばで、あれこれ教わっている。自分もチューニングできるようになりたいのだろう。メモ帳に書きこんでいたが、おーちゃんに取り上げられた。

「こういうのは、書いて学ぶんじゃなくて、体で覚えるものよ」

 そんなやりとりを、私はぼおっと突っ立って聞いていた。私はチューニングできないし、できるようになりたいとも思わなかった。

 準備が整ったので、各自それぞれの場所にスタンバイする。私は一番中央の長胴太鼓。うーくんは、そのすぐ後ろの大太鼓を叩く。背中に冷たい視線を感じる。私自身ですら、今日も上手くいく自信がなかった。きっとまた、みんなと同じようには叩けない。だけど、昨日みたいにバチをすっ飛ばすことだけはしたくない。

 よぉ~

 うーくんの掛け声に合わせて、私は小学生と共に叩いていく。うーくんは左足を大きく下げて、打つ度に腰を屈める。一音一音、丁寧に丁寧に出している。

その一方で、わたしは丁寧に叩く余裕すらない。間違えないように、音を合わせるために、みんなの音を聞いて叩く。振り遅れないように気を付けていたら、次の音が遅れる。今の私より、三つ以上の下の子たちの方が随分上手い。ついていくことで精一杯だ。

 この場を引っ張っているのは、大太鼓のうーくんと、締太鼓を叩いているおーちゃんだ。本当ならば、いっくんが叩くはずだったが、抜けてからはおーちゃんとあーさんが交代で叩いている。ちらりと右にいるおーちゃんを盗み見れば、今まで以上につまらなそうな顔をしていた。おーちゃんは大きな太鼓を思い切り叩く方が好みらしい。

「集中しろよ」

 うーくんの檄が飛ぶ。私は慌てて前を向いた。また怒られた。うーくんの右手にも力が入った。美しい音が鳴り響く。

 ドォンドォンド……

 うーくんの音が止まった。うーくんの様子がおかしい。みんなも太鼓を叩くのをやめた。あーさんは厳しく言う。

「何があっても本番では動じないこと。曲が始まったら最後まで叩ききること。『トラブルがあっても、観客にそれを悟られてはいけない』……先生もよく言っていたでしょう」

 はい、とみんなはお行儀よく返事をした。それで、後ろの、うーくんの方を振り向いた。すでに、おーちゃんが大太鼓の前に駆け寄っていた。私もそろりそろりと近付いた。

 大太鼓に、穴が空いていた。大きな面に裂け目が出来ている。うーくんはすぐに気付いて叩くのを止めたのだろう。十センチくらいの穴だ。

「すみませんでした!」

 うーくんは勢いよく頭を下げた。気の毒なくらい、顔が青ざめている。強く握りしめている拳は、震えている。両手で包んであげたいと思ったが、今は動くべきでないと悟った。

「……墨田先生たちをを呼ぶしかないわね」

 あーさんは、なんてことないように言う。

「気にすることないさね」

非難することは言わない。うーくんは今にも泣きそうな顔をしていた。だけど、泣いてもどうにもならない。うーくんの代わりに私が泣きたいくらいだ。

 祭までもう二週間もない。大太鼓は、修理にどれくらいの時間掛かるのだろうか。間に合うだろうか。私はあーさんの顔を伺った。あーさんは、ふぅ、と息を吐いて、着物の袂からスマホを出した。墨田さんに電話を掛けている。

かなり大変な事態なのかも。そわそわと落ち着かない。あーさんには、二言三言会話をして、すぐに電話を切った。みんな、じりじりとあーさんの言葉を待っていた。

「明日、お店の人が来てくれるみたい。状態を見てみないことにはなんとも言えないって」

「本当に、すみませんでした!」

 何度も、何度も、うーくんは頭を下げる。

「仕方ないって。寿命だったんすよ」

 うーくんに声を掛けたのは、こっこさんだった。そうだよ、私も同意した。

「つい、力がはいちゃって……」

 うーくんの言葉は小さくしぼんでいく。今、何を言ったって後の祭りだ。会館内に、重苦しい空気が漂う。あーさんは、パンパン、と手を打った。

「練習を続けるわよ。大太鼓は端に寄せておいて。明日の練習までには来てもらうから」

 うーくんは黙って大太鼓を移動させた。虚ろな目をして、自分が作った太鼓の穴を見つめている。それに寄り添うこっこさん。私もそばに行って慰めたかったけど、あーさんに「早く持ち場について」と促された。うーくんから目を逸らして、太鼓と向き合った。

 蟻早さんが、おーちゃんの耳元に口を寄せる。何個か太鼓を指さして、確認する。

 頷いたおーちゃんは、再び締太鼓の前に立った。あーさんは、みんなを見回す。

「いいですか? 『何事にも心動かさず、ただ太鼓を打ち鳴らす』ことに集中してください。雑念も、全て忘れて、太鼓の音を聞いてください。

 今、アクシデントがあって、皆さん動揺していると思います。そういう時こそ、心を落ち着かせて。何も考えず、ただ、叩く。難しいことだけど、それを身につければ、きっと成長します。テストの前とか、人前で発表するときとか、ドキドキすることも少なくなります。いつだって、胸を張って自信が持てるようになります」

 そして、少しだけ声を落とした。内緒話をするように、右手を口元で囲っている。

「うーくんに『大丈夫だよ』って届くように叩いてあげて。死ぬほど落ち込んでいるから」

 あーさんは、ぱちんとウインクをした。みんなは、勢いよく頷く。それは、総意だった。

 よぉお

 おーちゃんの掛け声に合わせて、みんな最初の一音を重ねる。

 揃った!

 誰も、振り遅れることがなかった。たった一音でも、揃うことはなかなかない。

 気持ちいい!

 なんと、次の音も揃った。感動した。こんなにも気持ちがいいことはない。ジーンとしすぎて、次は振り遅れた。申し訳ない。だけど、さっきの二音は生涯、絶対忘れない。いや、忘れちゃだめだ。これは、曲がりなりにも太鼓を叩いてきたものの、特権だ。

 多分、今、さっき、私は太鼓を知った。

 さっきの二音に心を奪われた。もう、今、曲がどの部分なのか、どこを叩いているのか分からない。ただ、手が動くままに、流れに身を任せるがまま。抗いもせず、何も考えず、頭を空っぽにしてあるがまま叩く。

 私が知らない前会長が作った曲。『さけ太鼓のテーマ』。鮭の大群が生まれ故郷へ昇っていく。本能のまま、鮭の波は川を逆流していく。

 海に出ていった鮭と、川でだけ育った鮭は顔付きが違う。一度潮の中を泳ぎ、戻ってきた鮭は、鮫のように厳つい。鼻は曲がっているし、歯も牙のように鋭くなる。

 この鮭は、そんな海から出戻ってきた鮭を表しているのだ。

 鮭が子孫を残すように。いつまでも、そんなチームが続くように。だけど、終わってしまう。このチームは、次のお祭りで、解散だ。

 ドン

 いつの間にか、曲が終わっていた。最後の音も、綺麗に揃っていた。

「叩けるようになったね、えっちゃん」

 あーさんが、私に向かってにっこり笑ってくれた。視界の端で、こっこさんもサムズアップしてる。私は小さくお辞儀をした。うーくんは、大太鼓の方に顔を向けたままだ。

「今、ちょっとだけ分かった気がします。太鼓のこと」

「それは良かったわね」

 続けて、二曲目と三曲目を続けて練習する。使い物にならないうーくんの代わりに、こっこさんがそのポジションを担当する。あーさんとおーちゃんが、ぐるりと太鼓を一周。あーさんが最後の太鼓を叩き終えた瞬間、こっこさんが入れ替わりに飛び出してくる。

 おーちゃんとこっこさんは、息をぴったりと合わせて、太鼓を叩き続ける。相変わらず、腕の振りはバラバラだし、動き方も違う。だけど、不思議なくらい音は合っている。

 音が合っていると気持ちがいい。さっき、そんな当たり前なことが初めて分かった。

「こっこさんも太鼓叩けばいいのにね~」

「ね~。我慢しなくてもいいのにね~」

 隣で小学生たちが、無邪気にコソコソ話をしている。太鼓を叩きたいけど、あえて我慢している。そう見えているのだ。私もそうだと思う。こっこさんは分かりやすい。

 うまくなりたいかもしれない。もう少しだけ、太鼓のことを学んでみたいかもしれない。だけど、この『さけ太鼓』チーム解散まで、もう日はない。

「じゃあ、今日はこのくらいにしておきましょう。明日も同じ時間から練習を始めます」

 あーさんの号令で、手早く片付けをしていく。大太鼓だけ、フロアの真ん中に置いておくことにした。午前中に、墨田さんたちがやってくるらしい。

「うーくん、帰ろ?」

 みんな帰っていく中、うーくんだけ、頑なに動こうとしなかった。私の言葉も聞こえていないのか、ずっと裂け目を見つめたままだ。

「うーくん。いつまでへこんでんの!」

 強引にうーくんの肩を持ったら、勢いよく払われた。

「うっせ! ほっといてくれ!」

「バカじゃないの! 破れたもんは仕方ないじゃない!」

「お前のせいだ!」

 うーくんの言葉に、ひゅっと喉がなった。そうだった。忘れていた。破れる直前、うーくんを怒らせたのは私だ。わざとじゃない。だけど、私の演奏がダメだったのは事実だ。

「ごめん」

 謝るしかなかった。

「だけど、もうあんな演奏はしない。あとちょっとだけど、私も、うーくんに追いつくために太鼓のこと学ぶから。だから、だから……」

 私たちの会話にあーさんが割りこむ。

「えっちゃんが謝る必要はないわ。うーくんの叩き方がどうだったかは分からないけど、相当年季が入っていたことに間違いはない。誰が打っていてもいつかはそうなっていたわ」

「あーさん、墨田さんに頼めば、大太鼓、すぐに直りますよね? お祭りまでには戻ってきますよね?」

 私の質問に、あーさんは、うんと言ってくれなかった。

「前に、お弟子さんが言ってたでしょう。大太鼓の修理には時間が掛かるわ。革を外して、新しく作ってもらって、乾かして、伸ばして……」

「じゃ、じゃあ、どっかから借りてくるとか」

 うちのように大きな立派な大太鼓を持っている団体は、この街にはない。県内や県外の太鼓チームを探しても、貸してくれはしない。もうすぐ大会が迫っているのだ。あーさんは優しく諭すようにそう教えてくれた。

「じゃあ、お祭りは大太鼓なしでやるんですか」

「そうするしかないわね。さっき、おーちゃんに編成の変更を頼んだわ」

 おーちゃんは早々と寮へ帰っていった。さっきの耳打ちはそういうことだったらしい。

 あーさんも身支度を整えて、鍵を出した。

「さあ、閉めるから早く出なさい」

 うーくんは首を振る。強引に腕を引っ張ることもできず、あーさんは困惑している。私が無理矢理、背中を押していく。

 顔を上げたうーくんの目からは、とめどなく涙が溢れていた。うーくんが泣いている。珍しい。口を歪めて、目を真っ赤にさせて、泣いている。

「最後なのに、最後なのに、最後なのに……」

 結局、うーくんは親に連れられて帰っていった。おばさんに連れられて来た私は足がない。親に連絡しようとしたら、乗っていきなよ、とあーさんに誘われた。あーさんはこの近くに住んでいるから、随分な回り道になる。遠慮する私に、いいからいいからと、白いバンの助手席のドアを開けた。仕方なく、甘えることにした。

 雨は収まることを知らない。容赦なくフロントガラスに襲い掛かる。前が見えないくらいだ。やっぱり、ママに来てもらえばよかった、と後悔した。

「この調子じゃ、明日も会館で練習かなあ」

 あーさんの声色はいつもと変わらない。私は、そうですね、とおざなりに返した。

「うーくんのことだけど。ひどいこと言われてたよね。ごめんね」

「あーさんが謝ることじゃないです。今度、うーくんから直接謝ってもらうんで」

 あーさんは苦笑いする。私はフンと、胸を張ってみせた。

「そんなことでへこたれません。伊達に、困ったちゃんの不登校児にしつこく学校へ来るように言ってないですからね、私」

「えっちゃんは、偉いね」

「偉いと言われるために、やってるんじゃないです。ただ、一人いないのが気持ち悪いだけで。……太鼓、本当にどうにもならないんですか?」

「明日ちょっと聞いてみる。在庫があるならお借りするか、譲ってもらうわ」

「譲ってもらうって、それは……」

「伊達に、貯金残しているわけじゃないのよ、私。少しくらい太鼓に使ったって、バチは当たらないわ。……今のは、ギャグじゃないからね」

 少しも笑えない。聞き捨てならない。大太鼓はびっくりするくらい高いのだ。

「そんなのダメです」

「そのくらいさせて。私が至らないせいで、『さけ太鼓』を畳んじゃうわけなんだから」

「そんなのダメです。あーさんのせいなんかじゃないです。そもそもは……、そもそもは」

 先生が悪い。先生のバカ。

 墨田さんの店先で、ぎゅっと握りしめられていた手を思い出した。湿っていた。

 一緒に、夢の中で弄られていた手を思い出す。気持ちが悪い。

 口元を抑える。大丈夫? 酔った? あーさんはわざわざ路肩に車を停めてくれた。大丈夫です。と顔を振った。ダッシュボードからビニール袋を出してくれたが、貰わなかった。吐きたいわけじゃない。

「明日、墨田さんは何時に来ますか? 私、あの人に会いたいんです」

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