6
次の日は日曜で、綾香と海一はここに来て初めての休日を過ごしていた。
綾香は次に自分が炊事を担当する日のために近所のスーパーに買い物に行き、海一は一人で家にいた。
二階の自室に設置してある高性能デスクトップパソコンに向かい、昨夜職員室で教頭のパソコンから引き出してきたデータを分析していた。
自室は寝る時や着替える時くらいしか使わないようにしているが、大量のデータを高速で処理したい時などはいつもリビングで使っているノートパソコンでなく、馬力のあるこちらのデスクトップパソコンに頼らざるを得ない。
海一がなるべく自室にこもらないようにしているのは、“ソファでゴロゴロしながらテレビが見たい”と言う綾香とは違う理由があった。別にわざわざ取り立てて触れるようなことでもないと思っているので、綾香には特に何も言っていないが。
処理されたデータに目を通していく。全てチェックしたけれど隠しフォルダなどはなかったし、過去に消されたデータも一応復元させてみたが特にやましそうなものは確認できなかった。
今まで文科省に提出した会計報告書の履歴をチェックする。やはりSS本部より受け取ったものと数値が異なる。文科省に提出されたものの方はいずれの数値も平均的で、異変が起きる前までに倣った数字になっている。
一方、SS本部から受け取ったより正確な支出明細は、他の学校の平均的な金額に比べて電気代が突出している。
更に確認すると、この会計報告書を管理し提出前の最終チェックを行っているのはやはり教頭のようだ。この会計報告書を作成したのはあの浜田とある。
例えば浜田が不正を行い数字を操作したとすると、教頭はその不正に気づくはず。そうなると逆に、浜田が正しく会計資料をまとめたあと、教頭がその数字をいじっているという線が濃厚なのだろうか。
いやしかし、浜田が不正をし教頭もそれを看過もしくは容認している共犯関係という可能性もある。
そして気になる点がもうひとつ。この会計報告書及び資料の作りが妙に細かく、しっかりしているのだ。普通ならそれはなんら問題なく気にすることでもないのだが、偶然廊下で耳にした会話によると浜田は数字やパソコンに非常に弱いらしい。
その証拠を示すかのように浜田が作ったであろう会計以外の資料は至極拙いもので、エクセルを使用しているのに関数は全く使われず、全て手動で打ち込まれている。これでは手書きのものをワープロで打ち直しただけと大差ない。
普段も彼の作るテストやプリントは時代遅れと言い飾れるであろうオール手書き。
だからこそ、会計ソフトを駆使した達者な会計資料に違和感を覚えるのだ。
生徒に嫌われるまでに堅物で生真面目な浜田。オールドタイプな教師らしい教師と言えるだろう。だが今まで様々な裏の顔を持つ教師たちを見てきた海一としては、それだけでは彼を疑わないという理由にはならなかった。
これから浜田と教頭を徹底的に調べていく必要があるだろうな、と海一は考えた。
大分目を使って疲れたので、眼鏡を外して目を伏せた。パソコンラックに肘をついた片腕で目元を覆う。
そして、そういえば、と昨夜のことを思い出す。
深夜、職員室に忍び込んだ時。何かの気配を察知した綾香が、海一にそのまま作業を続けさせ一人で様子を見に行った。なかなか戻らないので海一が探しに行くと、職員室より少し離れた物影で呆然と立ち尽くしている彼女の姿があった。
背後から肩を叩くとビクッと反応して素早く振り返り、相手が海一だと分かるとほっと息をついて、「私自身もまだよく理解できてないんだけど、ビックリすることがあったのよ……」と驚きの中に少し疲れが混じった表情で語った。
その疲れのようなものは彼女の自覚がないままに本人を侵食していたようで、帰りに窓を飛び越えるのにもたついたし、フェンスをのぼろうとしたら手足に力が入らないとかで、結局金網の破れている部分をくぐって出てきた。
本人はこんなことくらいで体がうまく動かせなくなるなんて悔しいと帰り道で不服そうにしていたが、あの綾香があそこまでなるなんて、よほど緊張した状態にさらされていたのだろう。
そして帰宅してから綾香が語った、何者かの謎の足音と彼女を押さえつけた男子生徒のこと。深夜の潜入調査中にいきなり背後から体の自由を奪われて、しかもその相手が自分と面識のある生徒だったなんて、それはまあ驚きもするだろうと海一は思った。
そしてその男子生徒はこう言ったそうだ、「嘘をつかなくていいし、理由も言わなくていい。俺は誰にも言わないし、あんたに何も訊かない。だから、あんたも俺に何も訊くな」と。
綾香の話によると、彼は不良たちからいじめを受けている様子があったらしい。そんな生徒がなぜ深夜の学校に居たのだろう。まさか一人で肝試しをしていたなんて事はあるまい。
またなぜ、綾香を取り押さえたのだろう。そして取り押さえておいて何もせず、何を言うこともなく、訊くこともなく、そのまま自由にしたのだろう。
疑問は多々あるが、相手が綾香のことを詮索しないし他言しないと約束する代わりに、綾香も相手に何も尋ねないことを約束させられている。彼本人から何かを話させるのは難しそうだ。
海一は裸眼でぼやける視界の中、増える謎に虚空を睨んでいた。
一方綾香は、昨日あんなにピンチだったことなど一晩眠ったらすっかり忘れ、スーパーでの買い物を終え家路についていた。
正午を少し過ぎたあたりの暖かい時間帯。柔らかな風に包まれ、上機嫌で歩く。綾香の自慢のつややかな黒髪がふわりとなびいた。白い長めのスカートが素足に絡んで気持ちいい。雲ひとつない晴天の下、田畑の緑が穏やかに揺れていた。
スーパーでは美味しそうなお菓子を沢山買い込んだし、ケーキまで買ってしまった。
今日は海一が食事を作る日だから夕食後にゆっくり食べるとしよう。あ、海一の分のケーキは買っていないので隠れて食べよう。あれ、そういえば今日なんでスーパーに行こうと思ったんだっけ、スーパーでもともと何を買うつもりだったんだっけ。
今日のメニューは何かな、なんだかんだアイツの料理はおいしいのよね、鶏肉を使った料理が食べたいってしつこく言っておいたからリクエストに答えてくれるかしら、などとお菓子でぱんぱんのスーパーの袋を片手にルンルン気分で歩いていると、丁度学校の前に差し掛かった。スーパーは一番近所の店でも少し離れた場所にあって、学校を経由して行くことになる。
遠目で校門の中を覗いてみると、今一番気になる人の姿が見えたような気がした。
近づいてみると、それは確信に変わった。校庭や体育館で部活動の練習をしている生徒たちからは死角になるようなところに、ちらりとあの太縁眼鏡の男子生徒の姿をとらえたのだ。その影は中庭方面に消えていく。
綾香は少し迷った。
昨晩のこと、聞きたいことや知りたいことは山ほどある。でも何も訊かない代わりに何も訊くなと言われた。彼があんな時間にあんな場所にいた理由もかなり謎だが、自分があんな時間にあんな場所にいた理由も人に言えるようなものではない。彼は誰にも言うつもりはないと言ったし、自分も誰かに言うつもりなど全くない。探る必要があるにしたって裏で動くなり海一に任せるなり、表面上は自分はこのまま何もしないのが一番いいのかもしれない。
でも、と考え込んでいた綾香は顔を上げた。
なんとなくあの男子生徒のことは気にかかってしまうのだ。初めから全力で関わりを拒絶されているというのに。
暴言を吐かれたから、いじめられているところを見たから、夜中にあんなことがあったから。どれが決定的理由なのかは分からないけれど、最初に見た時から妙に放っておけない。
なんだか前にもこんなようなことがあったような気がする。
綾香は思い切って接近してみようと思った。昨晩のことはお互い訊かないと言っているんだから、それには触れなければいいわと自分に言い聞かせて。
学校敷地内に生徒が立ち入る際は、制服及び学校や部活動指定ジャージの着用が必須である。しかし今の綾香は完全なる私服姿。校門から堂々と入れば部活動の顧問などに確実にストップをかけられ、怒られるだろう。
少し思案してから、綾香は昨日と同様隣接する公園から金網をくぐって、学校の裏側より敷地内に入った。流石に女子として、長いスカートで三メートルのフェンスに挑もうとは思えない。
そこから中庭は目と鼻の先で、綾香は足音を忍ばせることもなくスーパーの袋の音をシャカシャカと立てながら歩いた。
するとやはりあの男子生徒がいて、学校指定ジャージ姿でしゃがんで地面に向き合い、何か熱心に作業をしていた。こんなに物音を立てているのにこちらに全然気づいていないようだ。前も中庭で地面に向かっていたけれど、一体何をしているのだろう。
この時間帯は日が天頂にあるためか、いつも肌寒い中庭もポカポカと暖かい。
綾香は背後から彼に声をかけた。
「ねえ、何してるの?」
男子生徒は急な声かけに驚いて振り返ったが、相手が綾香だと分かるともっと驚き、というより半ば引いたような表情になり、まず一言吐き捨てるように言った。
「……あんた、昨日の今日でよく俺に話しかけられたな」
そう言われて、綾香自身も同じように思うので「ホントその通りよね」と自嘲的に肩をすくめてみせた。
返事代わりにこう言った。
「“あんた”じゃなくて、川崎綾香よ。私の名前」
そして彼がしゃがみこんで作業する隣に同じく腰を落とすと、彼に尋ねた。
「で?」
「は? “で?”って何だよ」
真隣から哀れなアホを見る目でそう言われ、綾香はムカッとして言い返す。
「だから、私が名乗ったんだからアンタも名乗りなさいよ。世間にはそういう人間関係を円滑にするためのルールがあるの。時代が時代ならこれで戦争が始まるわよ? 赤ちゃんだって分かる礼儀だわ」
「赤ちゃんって口利けないだろ。バカじゃねえの」
言葉の先端が全てとがっている。しかも会話を続ける気が全くない。
仕方ないので綾香は別の側面から攻めることにした。
「私、二年一組なんだけど、アンタって何年何組なの?」
返答がない。手に持ったシャベルで、なにやらビニールシートの上にある色の異なる土同士を混ぜ合わせている。
「あ、いいわ、私が当てるから。うーん。会話が成り立たないくらい小生意気だから、まだ一年生かしら? あっ、でもそうなると私、年下からこんなナメた態度取られてるってワケ? それじゃ尚更腹立つし……この態度のデカさといい三年生で決まりね! どう? 当たってる?」
綾香は一人でウンウン言ったりイヤイヤうなりながらそう長々と語り、彼に向かってビシッと指を立てた。
男子生徒は面倒臭そうに綾香を一瞥すると、深いため息をついてからこう言った。
「俺は、お前の兄貴と同じクラスだ」
「へ? 二年二組?」
綾香は目を丸くしてしまう。
確かによく考えたら海一にこの男子生徒の話はよくしていたが、名前は知らないので言えないし、見た目の特徴も告げていなかった。海一は綾香の言う男子生徒の顔を全く知らなかったのだ。
なんだぁ、とへなへな肩を落とす綾香に、男子生徒はズバズバ続ける。
「というより、俺が三年生だったとしたらお前の方が相当生意気な態度を取ってるし、そもそもタメ口で喋るなって話だ。あんたは本当に勢いだけで何も考えてないバカなんだな」
「だから私“あんた”じゃなくて川崎だって言ってるじゃない! 日本語通じてますかー?!」
「本当にしつこいな、か、わ、さ、き、は! これでいいかバカ女」
「えっ。ちょっと待って、私生意気かもしれないけど多分アンタよりはバカじゃないわよ? アンタさっきから『バカ』の一辺倒で、暴言のボキャブラリーが乏しいじゃない」
「何を言っているのかマジで意味が分からない。下らない」
「アンタの名前教えてよ」
会話が成り立たない相手に物を尋ねるなら、自分も会話をかみ合わせようとしないで用件だけ言えばいいんだわと思いついた綾香。
名前を教えろとしつこい綾香に、男子生徒は観念して肩を落とした。
「……俺は、トウマ カケル。冬の間に翔けるで、冬間翔」
綾香はにんまりと口元にいやらしく笑みをうかべた。
「ふっふっふ。ようやく吐いたわね、冬間」
「その頭の悪そうな笑い方と変な言い方やめろ、俺が何かの容疑者みたいだろ」
そう嫌そうに言うと、冬間は大量の土が乗ったビニールシートをの端を持ち、立ち上がって移動させる。
綾香は邪魔にならないよう避け、そのまま彼のあとをついていく。
「ねえ、何してるのこれ。部活?」
「それは答えないといけないのか」
「ちゃっちゃと答えない場合、さっきみたいにしつこく絡むわよ」
綾香がそう言い切ると冬間は深いため息をついた。
「はぁ……。一応部活。園芸部。部員は俺一人しか居ない。校長が趣味で名ばかりだけど顧問務めてるから潰れないだけ」
そう面倒そうに辞書の解説文のようなシンプルさで説明すると、中庭の別の場所においてあるプランター群の前に腰を落とした。大きめのプランターに土を移していく。
「俺も訊くけど、川崎は学校に私服姿で何をしてるんだ」
「スーパーで買い物してたのよ。帰り道で学校をちらっと見たら奥の方に冬間の姿が見えたから、侵入してみたの」
「野生児みたいな千里眼だな」
「私、両目の視力二、〇切ったことないから」
それは褒めているのよね?と確認してから、綾香は自慢げにそう言った。
「クラスの奴が話してるのを聞いた、川崎は今兄貴と二人で暮らしてるんだろ」
「うん、そうだけど?」
小首をかしげる綾香に、冬間がよく分からないことを尋ねてくる。
「疲れないか? いつもあの兄貴といて。俺は絶対仲良くしたくないタイプだけど、アイツのツラがいいのと勉強ができるのだけは認める。傍にいると、バカでうるさい平凡なツラの妹として周囲から比べられて嫌にならないか?」
「質問されながらこんなに侮辱されたの、初めてかもしれないわ」
あまりに失礼な物言いに、綾香は最早怒る気力すら湧いてこなかった。
「別にもう慣れたわよ。もしかして冬間も兄弟とかいるの?」
「……姉が一人」
そう言うと彼は口を閉ざし、この件に関しては絶対に触れてくれるなというオーラを綾香は強く感じた。
しばらく綾香は彼の作業する手元を見ていた。
先程混ぜ合わせていた土を大きなプランターへ手際良く移すと、別のプランターに植えられた花を移していく。プランターが小さく見えるほどに大きく花開いていて、それは中庭の日当たりの良い一角にいくつもあった。沢山の花の香りが混ざって、不思議な匂いがする。
「どれも見事に咲いてるわね」
「花は世話しないとすぐに枯れるし、物によってはうまく咲かないから大変なんだ。気安く触るなよ」
言いたいことは分かるけれどどうしてこういう言い方をするかな、と綾香は苦笑いを浮かべるしかない。
冬間は言葉を続けた。
「花なんてやってる男子、気持ち悪いだのなんだのよく言われる。バカにするなら川崎もそうしたらいい。俺はお前らみたいな下らない奴らにそんなこと言われても、全く気にしたりしない」
ツンツンした態度でそう言う様子は「そんなことないよ」という言葉を望んでいるような反面、上辺でそう言われるのも嫌だし、いつも通り否定してくれた方が楽だと思っているような印象を受けた。
なんと言っても実の無い口げんかになるような気がしたので、綾香は質問で返した。
「冬間はなんでお花育てるのが好きになったの?」
冬間は思わず大きな花の球根を持つ手を止めて、隣に座る綾香を凝視してしまった。
「は? それは、身近な人の影響で……って、川崎も少しは会話をかみ合わせる努力をしろよ」
「まさか冬間にそれを言われるとは思わなかったわ」
そう言って綾香は笑う。
と、その時。
不意にどこからか視線を感じた気がした。隣に居る冬間のものではない。綾香は反射的に立ち上がってキョロキョロと周りを見回した。
そういえば前もここで同じようなことがあったような、と思案しかけたところで、びっくりしている冬間に声をかけられた。
「何してんだ、不審者みたいだぞ」
「なんだか誰かに見られてるような気がしたの……。冬間は感じなかった?」
「さあ。気のせいじゃないか。ていうか、川崎が私服で学校内ウロウロしてるから、やましくて人の目が気になってるだけだと思うけど」
そう言われたら確かにそうかもしれない、と綾香は思った。今こうしてここにいるところを先生の誰かに見つかったら、間違いなく尋問&説教コース確定だ。
昨晩神経を研ぎ澄ましていたから過敏になっているのかしら、と再び冬間の隣にしゃがんだ。
すると、冬間が手にしている花に目が行った。
「あ。そのラッパみたいなお花、お花屋さんとかで見たことあるわ。花びらの形がキレイで、色が大人っぽいわね。この中ではこれが一番好きかも。ねえ、なんていう種類なの?」
「カラー」
「へぇー、そんな名前なんだ。花言葉とかも知ってるの?」
綾香が冬間の顔を横から覗き込むと、彼は手を止め、ハッキリした口調で唐突に暴言を吐いた。
「……知らねえよ、黙れブス」
綾香は自分の頭の血管がブチブチブチと切れるような音がしたのを感じた。
「なぁっ、ブスって、誰に向かって言ってんのよっ!?」
勢いよく立ち上がると、仁王立ちになって猛烈に怒り出す。
「バカは百歩譲って許すけど、女の子に対してブスはないわっ! 男として、いや人として最低よ! そんなことも分からないなんて、冬間の方が私の何倍も何倍もバカね!」
冬間は急に怒り出した綾香を冷めた目で見上げ、何をそんなに騒いでいるのかと思い切り嫌そうな顔をして言い返す。
「そんな最低な奴に先に絡んできたのはお前だろ。嫌ならここから居なくなれよ」
先程まで、愛想よくとは言わないものの何とか会話が成立していたというのに。二人の空気はまた一気に険悪なムードに。
綾香は口をへの字に曲げた。
「分かったわよ。もう帰るわっ」
綾香は足元に置いておいたスーパーの袋をひったくるように持ち上げると、大股で中庭を去っていった。
嵐のように綾香が去ると、中庭には再び穏やかな静寂が訪れた。
冬間は特に表情らしい表情も浮かべず、淡々と植え替えの作業を行っていた。先程まで誰かがここにいて、二人で喋っていたことなどなかったかのように。
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