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 繊細な気持ちをわかってほしいとは思わない。ただ、読んでほしい。書いてある通りに。

 君を刺すなら僕であってほしいと昨日までは思っていたけれど、実際には君を刺すなんてことはなかった。これから先だれかを刺すことはあるだろうか? それはわからない。

 いい人止まりで終わりたくなかった、とか歌って駅前でうなだれてる。家に帰りたくない。みじめなごみ。かわいくない存在。一人。うなうなとした。

 この一人でしか始まらない物語がこれ。一人で始めたから、孤独の魂たちと響き合っている。それは数字に表れている。毎日ツイートのインプレッションが伸びていくのが楽しみだ。読んでくれてありがとう。

 孤独の魂が会話で交わりあえばただそれだけでいい。DMでもいいよ。セックスセックス言うとるけど濡れ場って必要? 僕は必要と思わない。ドラマを作るならディスコミュニケーションが重要だけど、繊細にやるよ。iPhoneに保護フィルムを貼るぐらい丁寧に。

 丁寧に生きろと言われた。勘弁してくれよ。

 人生をジェットコースターに喩えよう。急上昇、急下降、僕の叫び、機械の軋みを人々は地上から見守っている。頂点で機械が止まる。誰も助けられないまま時間が過ぎる。おーい。あ、嘔吐。

 丁寧なジェットコースターがあるかよって話。

 大丈夫今日はジェットコースターも止まらず動く。まるで魔法みたい。いい気分だ。うおー。

 八人にインタビューをした。とても楽しい人たちだった。穏やかで海の波を見ているかのように僕を落ち着けてくれた。僕のインタビューはどうでしたか? なかなか自信はあるのですが。

 半年後、一年後、十年後に再会しよう。僕が忘れていなければインタビューをもう一度します。

 今後の見通しについて。恋愛はどうしようもなく悲しいと思う。恋愛以外の出会い方だって大体はひどいものなのだが。悲しい人生、ひどい人生を送ってきた人の話を小説に焼き付けようと思う。どういう感情か? わからないけど一つ言えるのは、僕は死に向き合っている。インタビューの登場人物はいずれ死すべき運命にある。僕の恋愛小説は百年後に誰も生き残っていない時代まで続く必要がある。運命を描けないドラマに何の意味がある? いやまあポストモダンではあるのかもしれないが……

 だって、人は死ぬ。僕は一々悲しむ。いたむ。

 死は悲しいんだけど、石碑にサイゼリヤとかジェットコースターが刻まれていれば、千年後の人たちも少しは笑ってくれるんじゃないかな。だっておかしいじゃんそんな文章!

 そして、ホームへ。今日も小説を書くから。

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