第24話
こんなことがあった翌朝。
俺の住むボロアパートの前に黒塗りの高級車が鎮座ましましていて、俺は石化していた。
後部座席のドアが突如として開き、
中からお嬢様である氷室さんが出てきた。
そしていうことには。
「山吹くん。昨日はどうも有難う!!
ね、一緒に学校行こ?ほら、うちらカレカノになったんだし??」
「いやその...」
ドギマギしてると、俺は彼女に右手首を掴まれ、車の中へと連行された。
運転席には白髪頭の執事と思しき男性がいて。
「お嬢様、遂に彼氏ができたんですね...!
漸く心許せる男の子と知り合えたんですね!」
「そーなの!!恥ずかしいお願いもちゃんと聞いてくれて、すっごい優しい彼氏なんだよ!!」
俺、もうなんか、彼氏にされてる件。
こうして。
まさかの俺に美少女お嬢様の彼女ができたのでした!
「オッパイ揉みたいー!!」と屋上で叫んだら、ブラジャー付けてない氷の令嬢(お嬢様)に、交換条件を出された件。 「いいよ。お願いがあるの...」 雲川はるさめ @yukibounokeitai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます