第5話

クラスが一緒で。

学年一のモテ女。


だけども誰とも付き合わない、

塩対応な女子。どっかの財閥令嬢な

氷室さん。


「ウザい」

「話しかけないで」


などと、一言呟き、

告白してきた男子を振ってきた。


笑顔がないが、

その整った顔立ちと、さらっさらの

銀髪ストレートと。


運動神経がよく、頭もいい、

更に加えて、


腰周りもきゅっとくびれており、

胸が大きすぎるというおまけ付きゆえ、

男子はこぞって告白してた。


そう。


俺以外の男子全員が告ってた。

俺は高2。ここは、

もともと、女子校。

男子の割合は低い。


ま、でも、クラスに6人くらいはいるけどね。

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